ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの『最高の人生の見つけ方』は、余命などの人生で重いテーマが中心です。
本作はコメディ要素もあり、笑って泣けます。
何より、名言がたっぷりあります。
- 『最高の人生の見つけ方』【海外版】を解説
- 『最高の人生の見つけ方』の名言や日本版についても
ネタバレは一切、ございません。
それでは、『最高の人生の見つけ方』のあらすじから見ていきましょう。
『最高の人生の見つけ方』のあらすじ
『最高の人生の見つけ方』の主人公は、富豪と自動車整備工です。
まったく違った人生を歩んできた2人の老人が、入院先の病室でたまたま出会います。
互いに、身体はボロボロです。
しばらくして、共に「余命半年」と医者から宣告されてしまいます。
そこから2人は人生を見つめ直し、生きる意味を見いだしていこうと考えていくのです。
作品名 | 最高の人生の見つけ方 |
---|---|
原題 | The Bucket List |
公開日 | 2007/12/15 |
上映時間 | 97分 |
キャスト | ジャック・ニコルソン/モーガン・フリーマン |
92/100点
『最高の人生の見つけ方』のキャスト
『最高の人生の見つけ方』のメインキャストは、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンです。
ジャック・ニコルソン
- 出身 アメリカ/ニュージャージー州
- 生年月日 1937年4月22日
- 代表作『シャイニング』など
モーガン・フリーマン
- 出身 アメリカ/メンフィス
- 生年月日 1937年6月1日
- 代表作『ショーシャンクの空に』、『セブン』など
モーガン・フリーマンの代表作として、『最高の人生の見つけ方』をピックアップする方も多いです。
『最高の人生の見つけ方』の名言
『最高の人生の見つけ方』は、名言が多いことでも有名な作品です。
【カーター(モーガン・フリーマン)の名言】1
「人生の価値は容易には量れない。ある人は、人生の価値は家族や友で、ある人は信仰心で、ある人は愛だという。人生は意味などないという人もいる。私は自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う」
【カーター(モーガン・フリーマン)の名言】2
「人生に喜びを見いだしてくれ!親愛なる友よ!目を閉じて流れに身をまかせろ!」
【エドワード(ジャック・ニコルソン)の名言】1
「俺は今までの人生で学んだ。95%の人間はいつも間違ってる」
【エドワード(ジャック・ニコルソン)の名言】2
「ふたりでやらなきゃ意味がない」
【エドワード(ジャック・ニコルソン)の名言】3
「身勝手に聞こえてしまったら残念ですが、彼の人生の最期の数か月は私にとって最高の日々でした」
『最高の人生の見つけ方』の感想
『最高の人生の見つけ方』を観て、とても感動しました。
上記はヤフー知恵袋で、よく見られた映画の感想です。
『最高の人生の見つけ方』は、「終活」がテーマです。
が、人生の終わりだからといって、作内では全く暗さを感じません。
むしろ『最高の人生の見つけ方』では、楽しく人生を進んでいく2人の明るさの方が印象深いです。
The Bucket Listとは?
『最高の人生の見つけ方』の原題は、『The Bucket List』です。
実はスラング表現の「kick the bucket(=死ぬ)」から派生して誕生した言葉です。
海外では、死ぬ直前にやっておきたいことを書いたリストを「a list of things to do before kicking the bucket」と呼んでいます。
『最高の人生の見つけ方』では、2人の老人が様々なアクティビティを楽しんみつつ『The Bucket List』を消化していきます。
邦題が『最高の人生の見つけ方』になった理由
原題の『The Bucket List』を直訳すると「バケツリスト」になるのですが、映画内のシーンでは和訳で「棺おけリスト」となっています。
ただ原題をそのまま直訳しても、日本ではあまりにも馴染みがありません。
そこで日本では、『最高の人生の見つけ方』というタイトルになったのでした。
『最高の人生の見つけ方』は日本版もあった
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの同名映画が、原案です。
主婦・幸枝と、大金持ちの女社長・マ子は余命宣告を受けます。
その後、2人は病院でたまたま出会います。
初めて人生に空しさを感じていた彼女たちは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」を実際にやろうと決意します。
作品名 | 最高の人生の見つけ方 |
---|---|
原案 | The Bucket List |
公開日 | 2019/10/11 |
上映時間 | 115分 |
キャスト | 吉永小百合/天海祐希 |
まとめ
人生が苦しい時に、映画は強い心の支えとなります。
多くの名作の中でも『最高の人生の見つけ方』は、人生の終わりを強く意識させてくれる傑作です。
何より、本作から強く生きていこう。そんな希望を見い出せます。