映画『1917 命をかけた伝令』は、全編をひとつの映像につなげて撮影する「ワンシーン・ワンカット」で描かれたという噂があります。
そこで本記事では、以下のようなトピックをまとめてみました。
- 『1917 命をかけた伝令』はワンカットじゃなかった?
- 『1917 命をかけた伝令』は実話?
\\『1917 命をかけた伝令』を見るならここ!!//
それでは、映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじから見ていきましょう!
『1917 命をかけた伝令』のあらすじ
『1917 命をかけた伝令』は、第1次世界大戦のお話です。
若いイギリス塀であるスコフィールドとブレイクの2人が、最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、将軍から重要な命令を受けます。
1917年4月当時、フランスの西部戦線では、ドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続いていました。
あらゆる危険が待ち受けているのを分かっていながら、2人の若き兵は任務を果たすために、戦争の最前線まで突き進んでいきます。
作品名 | 1917 命をかけた伝令 |
---|---|
監督 | サム・メンデス |
公開日 | 2020/2/14 |
上映時間 | 119分 |
キャスト | ジョージ・マッケイ/ディーン・チャールズ=チャップマン |
88/100点
映画『1917 命をかけた伝令』を動画配信サイトでフルで無料視聴するには?
映画『1917 命をかけた伝令』は実話?

『1917 命をかけた伝令』は祖父の第一次世界大戦の伝令について話していた記憶が、サム・メンデス監督の記憶に強く残っていたことがきっかけで作成された物語です。
つまり、主役のスコフィールドやブレイクはフィクションであり、実在しません。
更には、危険な伝令が実際に行われたかどうかについても定かではありません。
映画『1917 命をかけた伝令』のこだわり抜いた【ワンカット風】撮影手法
各シーンをワンカットで撮影した上で継ぎ目をなくして、ワンカットに見えるような演出を手がけたのです。
映画『1917 命をかけた伝令』では、若き兵たちが最前線に向かうため常に危険なエリアを歩き続けます。
つまり、歩くスピードや進む距離もすべて計算した上で、道や建物を作り上げたのです。
このようなサム・メンデス監督の本作における細かなこだわりは、上記のYouTubeから確認できます。
映画『1917 命をかけた伝令』とアルベリッヒ作戦

映画『1917 命をかけた伝令』では、アルベリッヒ作戦と知らずに先に追撃へ行ってしまったイギリス軍「デボンシャー連隊」の被害を、最小にしようと計画します。
そのため、主人公たちが命がけの伝令を行うことになったのです。
ドイツで1917年に実際に行われた「アルベリッヒ作戦」
「アルベリッヒ作戦」とは戦場から後退したように見せかけて、相手軍が追い打ちをかけてきたら、準備満タンで迎え撃つ作戦です。
歴史上で歴史上で、「アルベリッヒ作戦」は実行されています。
『1917 命をかけた伝令』でも、第一次世界大戦でイギリスとドイツが衝突した場面があります。
「アルベリッヒ作戦」が誕生したきっかけ
当時、イギリスとドイツは両軍ともに、「塹壕を横に掘り込み相手の背後に回って攻撃をする」という戦略が、採用されていました。
しかし、両軍ともに同じ作戦を取ってしまいます。
その結果、塹壕が海側にまで達してしまい、決着がつかなくなってしまったのです。
そこでドイツ軍は、作戦を変更します。
「アルベリッヒ作戦」誕生の瞬間です。
『1917 命をかけた伝令』に登場したロッホナガー・クレーター
「ロッホナガー・クレーター」は、直径約91m・深さ27mの巨大なクレーターです。
1916年、実際にイギリス軍が25トンの爆薬をドイツ軍陣地地下で爆発させた跡です。
現在「ロッホナガー・クレーター」は、観光地化しています。
『1917 命をかけた伝令』内でも、とあるシーンで「ロッホナガー・クレーター」が登場しています。
まとめ

映画『1917 命をかけた伝令』は、臨場感がすさまじい作品です。
本作は基本的にはワンカット撮影であるため、まるで戦場にいるような気持ちになります。
そのためゲーム感覚のような視点で、本作を楽しめることでしょう。
『007 スペクター』・『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』などの代表作で知られる名匠サム・メンデスが挑んだ意欲作は、とてつもないスケールの大きさに仕上がりました。
そんな戦争映画の傑作『1917 命をかけた伝令』をぜひ、この機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか?
(※本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)
▼こちらも読みたい▼