実話映画

映画『1917 命をかけた伝令』は実話だった?【実は全編ワンカットじゃない】

映画『1917 命をかけた伝令』は全編をひとつの映像につなげて撮影する「ワンシーン・ワンカット」で描かれたという噂があります。

そこで本記事では、以下のようなトピックをまとめてみました。

記事のポイント
  • 『1917 命をかけた伝令』はワンカットではない
  • 『1917 命をかけた伝令』は実話?

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それでは、映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじから見ていきましょう!

『1917 命をかけた伝令』のあらすじ

『1917 命をかけた伝令』は第1次世界大戦のお話です。

若いイギリス塀であるスコフィールドブレイクの2人が、最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、将軍から重要な命令を受けます。

1917年4月当時、フランスの西部戦線では、ドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続いていました。

あらゆる危険が待ち受けているのを分かっていながら、2人の若き兵は任務を果たすために、戦争の最前線まで突き進んでいきます。

作品名1917 命をかけた伝令
監督サム・メンデス
公開日2020/2/14
上映時間119分

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『1917 命をかけた伝令』の主人公

「観客には、2人の目を通して新たな体験をしてほしい」

という理由で、サム・メンデス監督はなんと主役2人に、無名俳優をセレクトしました。

ジョージ・マッケイディーン・チャールズ=チャップマンです。

映画『1917 命をかけた伝令』では、戦場の2人の英国兵がストーリーの大部分を占めます。

ただし、主役を支える脇役たちにはベネディクト・カンバーバッチコリン・ファースマーク・ストロングなどイギリスを代表する実力派がそろっています。

ジョージ・マッケイ

ジョージ・マッケイのキャリア
  • 出身 イギリス/ロンドン
  • 生年月日 1992/3/13
  • 代表作『はじまりへの旅』・『1917 命をかけた伝令』

ジョージ・マッケイは、映画「ディファイアンス」(08)に出演すると「サンシャイン 歌声が響く街」(13)・「パレードへようこそ」(14)など、イギリス映画で出演の機会を得ます。

その後「はじまりへの旅」(16)や「ずっとあなたを待っていた」(18)などで、主要キャストを務めました。

ディーン=チャールズ・チャップマン

ディーン=チャールズ・チャップマン
  • 出身 イギリス
  • 生年月日 1997/9/7
  • 代表作『1917 命をかけた伝令』

ディーン=チャールズ・チャップマンは、エルトン・ジョンが音楽を手がけた舞台「ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル」に2005年から出演しています。

以降、人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(13~16)で注目されます。

映画では「リピーテッド」(14)や「ブレス しあわせの呼吸」(17)などに出演を果たし、『1917 命をかけた伝令』の主演につながっていきました。

映画『1917 命をかけた伝令』は実話?

半分「実話」で、それ以外は脚色です。

『1917 命をかけた伝令』はサム・メンデス監督の記憶に強く残っていたエピソードから作成された物語です。

その内容とは、祖父が第一次世界大戦の伝令について話していたことでした。

つまり、主役のスコフィールドやブレイクはフィクションであり、実在しません。

更には危険な伝令が実際に行われたかどうかについても、定かではありません。

映画『1917 命をかけた伝令』のこだわり抜いた「ワンカット風」撮影手法

ワンカット撮影で話題になった映画『1917命をかけた伝令』ですが、実際には全編がワンカットで撮影されたわけではありません。

各シーンをワンカットで撮影した上で継ぎ目をなくして、ワンカットに見えるような演出にしているのです。

映画『1917 命をかけた伝令』では若き兵たちが最前線に向かうため、常に危険なエリアを歩き続けます。

つまり歩くスピードや進む距離もすべて計算した上で、道や建物を作り上げたのです。

このようなサム・メンデス監督の本作における細かなこだわりは、上記のYouTubeから確認できます。

映画『1917 命をかけた伝令』とアルベリッヒ作戦

映画『1917 命をかけた伝令』はアルベリッヒ作戦と知らずに先に追撃へ行ってしまったイギリス軍「デボンシャー連隊」の被害を最小にしようと動くストーリーです。

その結果、主人公たちが命がけの伝令を行うことになったのです。

ドイツで1917年に実際に行われた「アルベリッヒ作戦」

「アルベリッヒ作戦」とは戦場から後退したように見せかけて、相手軍が追い打ちをかけてきたら、準備満タンで迎え撃つ作戦です。

実際に歴史上で、「アルベリッヒ作戦」は実行されています。

「アルベリッヒ作戦」が誕生したきっかけ

当時、イギリスとドイツは両軍ともに「塹壕を横に掘り込み相手の背後に回って攻撃をする」という戦略が、採用されていました。

しかし両軍ともに同じ作戦を取った結果、塹壕が海側にまで達してしまったために決着がつかなくなってしまったのです。

そこでドイツ軍は、作戦を変更します。

塹壕から自陣を撤退したかのように見せて、後方の好立地の戦場までイギリス軍をおびき寄せたのです。「アルベリッヒ作戦」誕生の瞬間です。

『1917 命をかけた伝令』のロッホナガー・クレーターとは?

「ロッホナガー・クレーター」は、直径約91m・深さ27mの巨大なクレーターです。

1916年、実際にイギリス軍が25トンの爆薬をドイツ軍陣地地下で爆発させた跡です。

現在、ロッホナガー・クレーターは観光地化しています。

映画『1917 命をかけた伝令』内でも、ロッホナガー・クレーターが登場しています。

映画『1917 命をかけた伝令』を観た感想

とけいの評価は?

 88/100点

映画『1917 命をかけた伝令』は、臨場感がすさまじい作品です。

本作は基本的にはワンカット撮影であるため、まるで戦場にいるような気持ちになります。

そのためゲーム感覚のような視点で、本作を楽しめることでしょう。

個人的に映画『1917 命をかけた伝令』と映画『プライベート・ライアン』では、戦争の見え方が対極にあると感じました。

とけい

ゲーム性と現実性の違いといったところでしょうか。

映画『1917 命をかけた伝令』は、まるでゲームをしているようなエンタメ感があります。

一方で映画『プライベート・ライアン』は戦場での生死がかかっている切迫としたリアリティが色濃く描かれています。

まとめ

数々の代表作で知られる名匠サム・メンデスが挑んだ意欲作『1917 命をかけた伝令』は、とてつもないスケールの大きさに仕上がっています。

『1917 命をかけた伝令』は、第92回アカデミー賞では10部門にノミネートされました。

そんな戦争映画の傑作『1917 命をかけた伝令』をぜひ、この機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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映画大好きライターの「とけい」です。