日本に上陸した海外の映画は原題のまま、日本語に翻訳されるケースがあります。
しかし、オリジナルな邦題に変更されるケースも少なくありません。
ここで映画タイトルがオシャレであると、作品の価値はグッと高まります。
オシャレな邦題を分析してみると、以下の2パターンがあると分かりました。
- 原題を直訳して、多少の日本語のアレンジはあるけど、それでもオシャレなパターン
- 原題を無視しているが、作品内容からタイトルの単語や文をピックアップしてオシャレなパターン
この記事を読めば、こんなことが分かります。
- オシャレな邦題の映画タイトル20作品ピックアップ
それでは、オシャレでセンスがある邦題を、順に見ていきましょう!
オシャレでセンスがある原題を邦題に
邦題 | 原題 |
---|---|
1.風と共に去りぬ | Gone with the wind |
2.西部戦線異状なし | All Quiet on the Western Front |
3.大脱走 | The Great Escape |
4.天使にラブソングを… | SISTER ACT |
5.アルジャーノンに花束を | Flowers for Algernon |
6.赤毛のアン | Anne of Green Gables |
7.きみに読む物語 | The Notebook |
8.アナと雪の女王 | Frozen |
9.顔のない天使 | The Man Without a Face |
10.泥棒成金 | To Catch a Thief |
『風と共に去りぬ』は映画のタイトルとして非常に有名です。
原題をほとんど直訳しただけのタイトルですが、「去る」ではなく「去りぬ」とした点に、オシャレポイントを感じます。
タイトルだけで余韻を味わえる良い作名です。
『アナと雪の女王』の原題は、「Frozen」
『アナと雪の女王』の原題は、「Frozen」でした。
Frozen=凍結、寒さで凍った
原題をそのまま直訳していたら、きっと日本でのブームは巻き起こらなかったでしょう。
「凍結」は日本語として固く、冷たいイメージを引き起こしてしまうからです。
日本向けなポップな邦題への変更は、すばらしい決断でした。
内容からセンスを抜き出したような邦題
- スタンドバイミー=the body(死体)
- ランボー=First Blood(最初の血)
- ピエロがお前を嘲笑う=Who Am I(私はだれ)
- あの頃ペニー・レインと=Almost Famous(ほとんど有名)
- 俺たちに明日はない=Bonnie and Clide(ボニーとクライド)
ほとんど原形の残っていないタイトルが、数多くあります。
あの有名な『スタンドバイミー』の原題は、「the body(死体)」でした。
そもそも全く印象の違うタイトルだったいう点が、驚きです。
他にも、以下のようなオシャレタイトルがあります。
- ロープ=A Perfect Day(完璧な一日)
- 死霊のはらわた=Evil Dead(邪悪な死者)
- いまを生きる=Dead Poets Society(死せる詩人の会)
- 悪魔のいけにえ=The Texas Chainsaw Massacre(テキサスチェーンソー大虐殺)
- カールじいさんの空飛ぶ家=UP(上へ)
とけい的には『カールじいさんの空飛ぶ家』のタイトルがもの凄く変わっていて、とても驚きました。
まとめ:センスとは何ですか?
そもそも「センスがあるタイトルだ」と称賛されるのは、ユニークな視点からタイトルがついている場合が多いです。
そのため映画通がうなるのも、納得です。
ただし、一歩でも方向性を間違えると「ダサい」と判断されるので注意が必要です。
センス(sense)=物事の微妙な感じをさとる心の働き
ちなみに辞書で調べると、「センス」は以上のようになります。
難しいです。
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映画というエンタメには、タイトルにもセンスが問われる
映画というエンタメには、「センス」が凝縮されていることに間違いないでしょう。
センスがある人間と評価されるためにも、映画好きになった方が実はお得であるのかもしれません。
その上でセンスのある邦題は、映画をより魅力的なものにしてくれます。
そして本記事ではセンスのあるタイトルに関してピックアップしてきましたが、その逆もパターンもよくあるのです。
人も、映画も、見た目第一という非情な世の中なのです。