映画『アムステルダム』はデヴィッド・O・ラッセル監督が手がける最新作です。
7年ぶりの最新作となった映画『アムステルダム』は「ありえないけど、ほぼ実話」とポスターにあるように、実話をベースに構成されています。
そこで実話と照らし合わせていきながら、映画『アムステルダム』を解説していきます。
- 映画『アムステルダム』の実話は、アメリカの黒歴史がベース
それでは、映画『アムステルダム』のあらすじを見ていきましょう。
映画『アムステルダム』のあらすじ
1930年代のニューヨークが、舞台です。
バート、ハロルド、ヴァレリーは、第1次世界大戦の戦地で知り合いました。
その後、オランダのアムステルダムで一緒の時間を過ごし、親友となります。
「何があってもお互いを守り合う」と、誓い合ったのです。
ある時、バートとハロルドがひょんなことから殺人事件に巻き込まれて、容疑者にされてしまいます。
濡れ衣を着せられた彼らは、疑いを晴らそうと、ある作戦を立てます。
しかし、次第に自分たちが巨大な陰謀の中心にいることに、気づいていきます。
作品名 | アムステルダム |
---|---|
監督 | デビッド・O・ラッセル |
公開日 | 2022/10/28 |
上映時間 | ― |
キャスト | クリスチャン・ベールなど |
73/100点
映画『アムステルダム』の実話となったアメリカの黒歴史とは?
映画『アムステルダム』のストーリーの土台に、アメリカの黒歴史「ビジネス・プロット」があります。
「ビジネス・プロット」とは財界の大物たちがナチスに傾倒した結果、スメドレー・バトラー少将を指導者にして、クーデターを起こそうとした陰謀です。
ちなみに映画『アムステルダム』では、スメドレー・バトラー少将の名は、ギル・ディレンバック将軍に変更されています。
ギル・ディレンバック将軍を演じたのは、名優のロバート・デ・ニーロです。
『アムステルダム』のキャスト
- 楽観主義な医師のバート(クリスチャン・ベール)
- しっかり者な弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)
- 負けん気が強いヴァレリー(マーゴット・ロビー)
主役の3人は、過去に主役級の作品をいくつも持つ、豪華キャスト陣です。
また、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロなどなど、主役級のキャストが周りを固める超豪華なクライム作品です。
クリスチャン・ベール
クリスチャン・ベールは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』3部作(05~12)のブルース・ウェイン/バットマン役を演じています。
また『アメリカン・ハッスル』でクリスチャン・ベールは、過去にデビッド・O・ラッセル監督とタッグを組んだ経験を持ちます。
ジョン・デヴィッド・ワシントン
更にジョン・デビッド・ワシントンは、『TENET テネット』で主役を担当しています。
マーゴット・ロビー
またもう一人のマーゴット・ロビーも、『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などなど、注目作に出演を続けています。
『アムステルダム』の脇役にラミ・マレックなども
『アムステルダム』は脇役も、メイン級です。
共演には『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックや『タクシードライバー』のロバート・デ・ニーロなど、凄まじい面子が揃います。
『アムステルダム』のキャストに脇役はいないのかもしれない
そのほか、『ラストナイト・イン・ソーホー』のアニヤ・テイラー=ジョイ、『アバター』のゾーイ・サルダナ、歌手のテイラー・スウィフトなどが登場しています。
『アムステルダム』のデヴィッド・O・ラッセル監督は、『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』など、注目作をこれまで多く作り上げています。
まとめ
映画『アムステルダム』のキャラクターは、とても充実しています。
とくに主役の3人組を取り巻く人々が、見どころです。
- 資産家のトム(ラミ・マレック)
- 看護師のイルマ(ゾーイ・サルダナ)
- アメリカ政府の諜報員ヘンリー(マイケル・シャノン)
- 元軍人のギル(ロバート・デ・ニーロ)など
ストーリーが予告のみでしか明かされておらず、前情報も少ない映画『アムステルダム』は、アカデミー賞の有力候補として大々的に宣伝されています。
どのように本作のストーリーが展開されていくのでしょうか?
それは、劇場でのお楽しみです。
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