『インセプション』や『バットマン』三部作など、有名な作品をたくさん世に送り出してきたクリストファー・ノーラン監督のキャリアや作品一覧をまとめてみました。
またその中でも、個人的に好きなクリストファー・ノーラン監督の作品を紹介しています。
- 『メメント』
- 『バットマン・ビギンズ』
- 『ダークナイトライジング』
- 『インセプション』
- 『TENET テネット』
- クリストファー・ノーランのキャリアを知る
- クリストファー・ノーラン監督の映画作品をご紹介
ネタバレは一切、ございません。
それでは、クリストファー・ノーラン監督のキャリアから見ていきましょう!
クリストファー・ノーランのキャリア
映画監督のクリストファー・ノーランは、1970年7月30日生まれのロンドン出身です。
初長編作品の『フォロウィング』(98)が、いきなりトロント・香港などの映画祭で高い評価を受けました。
続く『メメント』では、高いストーリー構成能力からインディペンデント・スピリッツ・アワードの監督賞と脚本賞を受賞しています。
以降も、クリストファー・ノーラン映画作品は、注目作ばかりです。
クリストファー・ノーラン監督作品一覧
作品名 | 興行収入 |
---|---|
フォロウィング (2001年12月8日) | 48482ドル |
メメント (2001年11月3日) | 0.25億ドル |
インソムニア (2002年9月7日) | 1.13億ドル |
バットマン ビギンズ (2005年6月18日) | 3.74億ドル |
プレステージ (2007年6月9日) | 1.09億ドル |
ダークナイト (2008年8月9日) | 10.04億ドル |
インセプション (2010年7月23日) | 8.25億ドル |
ダークナイト ライジング (2012年7月28日) | 10.84億ドル |
インターステラー (2014年11月22日) | 6.77億ドル |
ダンケルク (2017年9月9日) | 5.27億ドル |
テネット (2020年9月18日) | 3.63億ドル |
※作品下の日付は、日本での公開日です。
とくに『バッドマン』三部作は、クリストファー・ノーラン監督のすごさを世の中に認知させました。
- 『バットマン ビギンズ』(2005)
- 『ダークナイト』(2008)
- 『ダークナイト ライジング』(2012)
クリストファー・ノーランが製作に携わった作品リスト
作品名 | 興行収入 | |
---|---|---|
マン・オブ・スティール (2013年8月30日) | 6.68億 ドル | 製作 原案 |
トランセンデンス (2014年6月28日) | 1.03億 ドル | 製作 総指揮 |
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生 (2016年3月25日) | 8.73億 ドル | 製作 総指揮 |
ジャスティス・リーグ (2017年11月23日) | 6.57億 ドル | 製作 総指揮 |
こちらも、日本での公開日です。
それでは、ここから個人的にオススメな作品を順に、紹介しています。
- 『メメント』
- 『バットマン・ビギンズ』
- 『ダークナイトライジング』
- 『インセプション』
- 『TENET テネット』
【1】『メメント』のあらすじ
保険会社の調査員をしていたレナードは、ある日、強盗に襲われて妻を失ってしまいます。
その上、犯人と格闘したせいでレナードは頭を損傷してしまいます。
わずか10分の間しか記憶を保てない病気になってしまったのです。
妻の復讐に炎を燃やすレナードは記憶がこぼれ落ちないようにと、身体の至る所に記憶に関するタトゥーを彫って、忘れないようにします。
そうして、犯人に迫っていくのですが……?
作品名 | メメント |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
公開日 | 2001/11/3 |
上映時間 | 120分 |
キャスト | ガイ・ピアース |
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87/100点
『メメント』が誕生したきっかけ
『メメント』は、ノーラン監督と実弟であるジョナサン・ノーランとの会話がきっかけで生まれた作品です。
『メメント』は、圧倒的な構成力で描かれた「伏線回収」の代表的な作品です。
クリストファーノーラン監督の出世作となりました。
こうして映画『メメント』を通じて、クリストファーノーラン監督は、多くの関係者や観客から好評を得ました。
その結果、「バットマン」新シリーズの第1弾『バットマン・ビギンズ』の監督に抜てきされたのです。
【2】『バットマン・ビギンズ』のあらすじ
『バッドマン・ビギンズ』は、闇の騎士となるダークナイトの誕生秘話を描いた作品です。
両親を殺害された御曹司ブルース・ウェインは、不正がはびこる都会に幻滅しています。
どうにかして「悪と戦う技術を身につけよう」と、世界中を放浪していました。
その後、ブルースは育った地であるゴッサムシティーに戻ります。
そこで、執事のアルフレッドの協力を得ます。
加えて警官ジム・ゴードンと右腕ルーシャス・フォックスも、力を貸してくれることになります。
こうして遂にブルースは、もう1人の自分「バットマン」に変身するのです。
作品名 | バットマン・ビギンズ |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
公開日 | 2005/6/18 |
上映時間 | 140分 |
キャスト | クリスチャン・ベール |
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とけいの評価
88/100点
『バッドマン・ビギンズ』は『バットマン』の初の実写映画ではない
『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』の不評により、シリーズ第5弾の企画が中止されました。
1997年の話です。
それから、新たにクリストファー・ノーラン監督が起用され「ダークナイト・トリロジー」としてリブートが2005年に決まったのです。
- 『バットマン ビギンズ』(2005)
- 『ダークナイト』(2008)
- 『ダークナイト ライジング』(2012)
『バッドマン・ビギンズ』の続編として制作された『ダークナイト』も、大ヒットを果たしています。
こうして、勢いそのままに『ダークナイトライジング』が、公開されました。
【3】『ダークナイトライジング』のあらすじ
映画『バットマン・ビギンズ』の続編にあたる『ダークナイトライジング』は、バットマンの最悪の宿敵であるジョーカーが登場します。
正義側の協力のもと、バットマンはゴッサム・シティーで起こるであろう犯罪を事前に撲滅していました。
そうしてバットマンの活動が、成果を上げ始めていた頃です。
「ジョーカー」と名乗る謎の犯罪者が、動き始めました。
最強の敵・ジョーカーを前にして、バットマンは徐々に追い込まれていきますが……?
作品名 | ダークナイトライジング |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
公開日 | 2012/7/28 |
上映時間 | 165分 |
キャスト | クリスチャン・ベール/アン・ハサウェイ |
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89/100点
『ダークナイトライジング』の裏話
これは『ダークナイトライジング』のとあるシーンのことです。
音楽を作る際に、人の声が大量に必要でした。
そのサンプルとして採用されたのが、映画ファンの「声」だったのです。
実際に多くの声が集まった結果、曲は完成度の高いものとなりました。
こうしてクリストファー・ノーランは、『バッドマン』三部作を大成功させて、天才の名を欲しいがままにします。
そんな鬼才クリストファー・ノーランが作品の中心に、「時空」を歪ませたSFアクションを置いた作品があります。
映画『インセプション』です。
【4】『インセプション』のあらすじ
ドム・コブは相手が夢を見ている潜在意識を、利用しています。
重要な秘密を盗み出す仕事をしているためです。
しかしドムは、自身のあまりにも強力な能力を持て余してしまいます。
そうして遂には、国際指名犯として手配されてしまいました。
ただし、ピンチばかりではありません。
ドムには、人生を取り戻すチャンスが与えられました。
その仕事こそ、『インセプション』を成功させることだったのです。
『インセプション』とは、夢の状態で、相手の貴重な情報やアイデアを盗むのではありません。
相手の心に、新たな記憶や感情を植え付ける任務です。
作品名 | インセプション |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
公開日 | 2010/7/23 |
上映時間 | 148分 |
キャスト | レオナルド・ディカプリオ/渡辺謙 |
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87/100点
『インセプション』の撮影裏話
『インセプション』のシーンの一つに、無重力状態になっているホテルの廊下で敵と戦うシーンがあります。
この無重力空間での撮影をどのように行ったのでしょうか?
製作の裏側は、上記のムービーで詳しく公開されています。
このようにコブは、限りなく不可能とされた任務に挑んでいきます。
が、頑張って任務を実行しようとすればするほど、時空は歪みに歪んでいきます。
このようにクリストファー・ノーランは、「時空」や「時間」をテーマの軸とする作品を数多く発表しています。
その集大成こそ、映画『TENET テネット』でしょう。
【5】『TENET テネット』のあらすじ
主人公には、ある課せられたミッションがありました。
誰もが制約されているルール「時間」から脱出することです。
現在から未来に進んでいく世界を、逆行していきます。
そのミッションのキーワードこそ、『TENET テネット』です。
国家を揺るがす重大な任務に巻き込まれた「名もなき男」とその相棒は、任務を完結することが出来るのでしょうか?
作品名 | TENET テネット |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
公開日 | 2020/9/18 |
上映時間 | 150分 |
キャスト | ジョン・デビッド・ワシントン |
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87/100点
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まとめ
クリストファー・ノーラン監督の作品は、「伏線回収」にカテゴライズされるでしょう。
更には、他の監督とは一線を画したセンスで、客を圧倒しています。
ぜひ、この機会に壮大なスケールで繰り広げられるクリストファー・ノーラン作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
(※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)