一度『TENET テネット』を観ただけでは、「難しくてよく分からない!」という評判が続出しています。
たしかに、難しいのは事実です。
映画『TENET テネット』は、クリストファー・ノーラン監督が長い時間をかけて、ストーリーを作り上げた力作です。
ただ、本作の「時間の流れ」のルールさえ知っておけば、話が分かりやすくなるはずです。
- 映画『TENET テネット』の登場人物を紹介
- 『TENET テネット』のルールとは
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それでは、『TENET テネット』のあらすじから見ていきましょう。
『TENET テネット』のあらすじ
ウクライナのキエフ――超満員のオペラハウスで、テロが発生しました。
主人公の名もなき男は、特殊部隊としてオペラハウスへと突入していきます。
しかし、ロシア人の敵に捕らわれてしまい……?
そこからストーリーは荒れ狂う大波のように展開が移り変わっていき、最終的に、名もなき男は人類滅亡のピンチに立ち向かうことになるのです。
――合言葉は、『TENET テネット』
作品名 | TENET テネット |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
公開日 | 2020/9/18 |
上映時間 | 150分 |
キャスト | ジョン・デビッド・ワシントン |
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87/100点
『TENET テネット』の登場人物・名もなき男
『TENET テネット』のアクションは、ジョン・デヴィッド・ワシントンのずば抜けた運動神経があってこそ成立しています。
主人公は、「名もなき男」です。
主人公であるのに、名前が与えられていないという特殊な存在です。
そんな名もなき男を演じたのは、ジョン・デヴィッド・ワシントンです。
ジョン・デヴィッド・ワシントンは芸能界入りするまで、アメフト選手としてプレイしていた異例のキャリアを持ちます。
名もなき男のパートナーであるニール
ニールは、ロバート・ダグラス・トーマス・パティンソンが演じました。
名もなき男とニールの関係性には、ずっと謎が残ります。
詳しくは、本作のクライマックスシーンで2人の関係性が描かれているのですが、ネタバレとなってしまうため、今回は省略します。
『TENET テネット』のクライマックスを知りたい方へ
>>『TENET/テネット』のクライマックスシーンに関する考察記事はこちらから
『TENET テネット』のクライマックスシーンは見どころたっぷりであると同時に、とても難解です。
上記の記事ではネタバレありで、難解なクライマックスシーンを「名もなき男」と「ニール」の視点から考察をしています。
セイター【時を逆行できる装置を持つ】武器商人と妻・キャット
武器商人のアンドレイ・セイターを演じるのは、ケネス・ブラナーです。
セイターの妻・キャットは、絵画の鑑定士です。
キャットは191㎝と長身のエリザベス・デビッキが演じており、ケネス・ブラナーより背が高いことが写真からも分かります。
『TENET テネット』の基本ルールは?

映画『TENET テネット』は「回転扉」を利用すると、時間が「逆行」していきます。
いわゆるタイムリープです。
そのタイムループには、以下のような条件があります。
- 検証窓から、逆行(順行)する自分自身を確認しながら、入室しないといけません。もし自分の姿が確認できずに入ってしまうと、回転扉から出られなくなります。
- 逆行する世界では、酸素ボンベが必要です。(外気を肺に取り込められないため)
- 逆行する世界に行った際、もう一人存在する自分と直に接触してはいけません。
- 逆行する世界では高温のものが冷たく、低温のものは熱くなります。
このように時間のルールを知っておくと、より映画『TENET テネット』を楽しめます。
>>より詳しい「回転扉」の解説記事もあります。
タイムリープのルールを掴んでおくと、『TENET テネット』がとても観やすくなるはずです。
まとめ

映画のタイトルである『TENET テネット』には、どのような意味を込められているのでしょうか?
また「TENET」という文字列は、どちらから読んでも同じ意味になる回文であります。
この何気ないヒントが、映画『TENET テネット』の世界をより壮大にしていくのです。
映画『TENET テネット』のタイトルに込められた本当の意味については、別記事で解説しています。
(※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はAmazonプライムビデオ公式サイトにてご確認ください。)