映画『シックス・センス』に出演し、スターの階段を駆け上った天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントの現在は、どうなっているのでしょうか?
彼のキャリアを見ていきます。また、『シックス・センス』の意味も紹介します。
この記事を読めば、こんなことが分かります。
- 『シックス・センス』の子役だったハーレイ・ジョエル・オスメントの現在は?
- 『シックス・センス』の意味は?
それでは、映画『シックス・センス』のあらすじから見ていきましょう。
『シックス・センス』のあらすじ
死者が見える少年コールは、精神病を疑われていました。
一方で精神科医であるマルコムはある日、かつての患者ビンセントに襲撃されてしまいます。
それから1年後――
医師に復帰したマルコムの元に、コールがカウンセリングとして来院してきました。コールの担当医となったマルコムは、さまざまな話を少年から聞いていきます。
こうして、次第にコールとマルコムは仲が深まっていきます。と同時に、ある真相に判明するのですが……?
作品名 | シックス・センス |
---|---|
監督 | M・ナイト・シャマラン |
公開日 | 1999/10/30 |
上映時間 | 107分 |
メインキャスト | ブルース・ウィリス |
69/100点
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『シックス・センス』の映画監督であるM・ナイト・シャマランも出演?
『シックス・センス』の監督M・ナイト・シャマランですが、実は本作に登場しています。M・ナイト・シャマラン自ら、ドクター役を演じているのです。
ちなみにM・ナイト・シャマランの両親は実際にドクターであり、とても身近な職業だったことも映画出演のきっかけにつながったようです。
こうして『シックス・センス』でドクター役を演じたM・ナイト・シャマランですが、なかなか納得する演技ができなかったらしく、監督本人が登場したシーンは、自らの手で大幅にカットしたという裏話があります。
『シックス・センス』の意味とは
映画のタイトルにもなった『シックス・センス』(Sixth Sense)は、「第六感」の意味を持ちます。
- 視覚(しかく)
- 聴覚(ちょうかく)
- 触覚(しょっかく)
- 味覚(みかく)
- 嗅覚(きゅうかく)
第六感『シックス・センス』は、上記の五感とは別次元の「物事の本質を掴む心の働きのこと」を指しています。また超能力の一種と捉えられることも多く、嫌な予感や霊感などオカルト的な感覚も意味の範囲に含まれます。
ちなみに、第六感は純粋な日本語ではありません。西洋的な概念の『シックス・センス』は、17世紀末のイギリスの哲学者シャフツベリが呼び始めたとされています。
『シックス・センス』の子役はハーレイ・ジョエル・オスメント
「シックス・センス」のハーレイ・ジョエル・オスメントくん、まさか「テッド・バンディ」の優しいおでぶちゃんだったとは…#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/lfvO8NXiCG
— だるま (@DARUMA_film) July 26, 2020
『シックス・センス』に出演していた子役の名は、ハーレイ・ジョエル・オスメントです。
『シックス・センス』以外にも、『A.I』など話題作に出演しています。
当時、儚げで切ない演技を見せるハーレイ・ジョエル・オスメントは天才子役の名をほしいままにしていました。
そんなハーレイ・ジョエル・オスメントは、アメリカのロサンゼルス出身。1988年4月10日生まれです。
父が舞台俳優、母が教師をしていた影響からか、ハーレイは幼い頃から演技に関する英才教育を受けていました。
ハーレイは4歳から子役として、活動を開始しています。
映画デビューはあの『フォレストガンプ』(1994)です。デビュー作で歴史的名作に出演していたという華々しいキャリアの持ち主です。
それから、わずか5年後の1999年に『シックス・センス』へと出演を果たしています。
まだ、ハーレイが11歳の頃です。
ハーレイ・ジョエル・オスメントは映画『シックス・センス』でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、「天才子役」の道を駆け上っていく。はずでした。
その後、2006年7月に酒気帯び運転で逮捕されます。
また、その年の8月にはマリファナを所持していたために再逮捕されています。
若くしてブレイクした反動で、私生活に乱れが生じたのかもしれません。
ハーレイ・ジョエル・オスメントの現在は?
ハーレイ・ジョエル・オスメントは、現在も俳優として活躍しています。
2013年に、映画『タイム・チェイサー』で10年ぶりに俳優業を再開すると、コメディー映画を中心に出演を続けています。
ジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップの初主演映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』に登場したことで、大人になった現在のハーレイ・ジョエル・オスメントの姿に注目が集まりました。
その後、『テッド・バンディ』(19)では、ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技力の高さが映画ファンに再評価されています。
これからの活躍にも期待です。
まとめ
映画『シックス・センス』は、どんでん返し作品として世界的に有名な一作です。
当時、子役であったハーレイ・ジョエル・オスメントが本当によい演技をしていて、最後の最後まで結末が分からないストーリーにはドキドキ感が止まりません。
ぜひ最初のシーンを注目しながら、驚きのクライマックスを迎えてみて下さい。