映画コラム

『ジョーカー』の歴代俳優を順に確認!【役作りやジョーカー事件についても】

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『ジョーカー』は、バットマン最大の敵として登場する悪役です。

本来、ヒーローのバットマンばかりに目がいくはずです。

しかし、『ジョーカー』の魅力があまりにすごいために、観客の心を引き寄せてきます。

そこで本記事では『ジョーカー』の歴代俳優を中心に紹介していきます。

記事のポイント
  • 『ジョーカー』の歴代俳優を確認!

それでは『ジョーカー』の歴代俳優を見ていきましょう。

『ジョーカー』の歴代俳優

『ジョーカー』で好演を見せたホアキン・フェニックスですが、実は過去にジョーカーを演じた俳優がいることをご存じでしょうか?

  1. シーザー・ロメロ
  2. ジャック・ニコルソン
  3. ヒース・レジャー
  4. ホアキン・フェニックス
  5. ジャレッド・レト

シーザー・ロメロ

初代ジョーカーは、コメディ色の強いキャラクターでした。

戦後の1966年から1968年にアメリカで放送されたテレビシリーズ『怪鳥人間バットマン』でジョーカーを演じています。

ジャック・ニコルソン

1989年の映画『バットマン』には、ジャック・ニコルソンが登場しています。

オスカー俳優がアメコミ映画で悪役の『ジョーカー』を演じたことに加えて、監督ティム・バートンとのタッグにより、コミカルかつダークであるジョーカーが誕生しました。

ヒース・レジャー

歴代『ジョーカー』の中でも「至高」との呼び声が高い『ダークナイト』のジョーカーを演じたのは、ヒース・レジャーです。

ヒース・レジャーは、第81回アカデミー賞の助演男優賞を受賞しています。

しかし、『ダークナイト』の公開前に、ヒースは28歳の若さで急死しています。

故人がアカデミー賞を獲得したのは、ピーター・フィンチに続いて史上2人目のことでした。

ジャレット・レト

映画『スーサイド・スクワッド』内のジョーカーは、ジャレッド・レトが演じています。

ハーレイ・クインとのペアで、ハロウィンの定番仮装になるなど、若者から高い人気を得ています。

ホアキン・フェニックス

孤独な男「アーサー」が、ジョーカーになっていく姿を怪演したホアキン・フェニックスです。

心に、突き刺さってきます。

『ジョーカー』でホアキン・フェニックスはアカデミー賞・主演男優賞に輝く

圧倒的な演技を見せたホアキン・フェニックスは、『ジョーカー』で2020年アカデミー賞・主演男優賞に輝きました。

映画『ジョーカー』には、他人事でない現実感がうずまいています。

心優しき人間が、悪に落ちていく――

そのきっかけは社会の至る所に、転がっているのでしょう。

ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスから、鬼気迫る精神力を画面を通じてぶつけられた気がします。

『ジョーカー』のあらすじ

脳の病気のせいで緊張すると、発作的に笑う動作が止まらない。

そんな病を持っているアーサーの夢は、スタンダップコメディアンでした。

ピエロの仕事をしながら病気の母親を支えつつ、静かに暮らしていたアーサーは、同じアパートの住人ソフィーにひそかに好意を抱いていきます。

そして、笑いのある人生は素晴らしいと心から信じ、底辺の生活から脱出を試みようするのですが……?

作品名JOKER
監督トッド・フィリップス
公開日2019/10/4
上映時間122分
キャストホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ
とけいの評価は?

 89/100点

『ジョーカー』に『バットマン』シリーズなど、事前の予備知識は必要?

『ジョーカー』は単独の作品として完結しているので、事前知識は全く必要ありません。

ただし『バットマン』の知識があれば、より『ジョーカー』が面白くなるシーンがあることも事実です。

  1. ブルースは、将来、バットマンになる
  2. バットマン誕生のきっかけは、ジョーカーに感銘を受けた強盗による銃殺事件だった
  3. バットマンにとって生涯最大の宿敵は、『ジョーカー』である

以上の知識を入れてから『ジョーカー』を鑑賞すると、より楽しめるでしょう。

ホアキン・フェニックスの役作り

主役を務めたホアキン・フェニックスは、『ジョーカー』の役作りのために、たった4カ月で23キロ以上も体重を落としています。(81.6キロ→58キロ)

その減量方法は数ヶ月もの間、1日にリンゴ一個しか食べないというめちゃくちゃなやり方でした。

これはホアキン本人が望んだダイエット方法だったのですが、監督は反対していました。

過酷なダイエットのせいで筋肉まで落ちてしまった結果、最終的には階段を登るのさえも困難な状態だったそうです。

続編はある?


『ジョーカー』の脚本を担当したトッド・フィリップススコット・シルバーが続編の脚本を完成させています。

主演はホアキン・フェニックスが続投されます。

タイトルは、『Joker: Folie à Deux(原題)』です。

2023年春に、撮影が始まる可能性があります。

そうなれば公開予定日は、2024年中となるはずです。それでも、大分先になるでしょう。

『ジョーカー』事件

バットマンシリーズの映画『ダークナイト・ライジング』が、2012年にアメリカで公開された時。アメリカの映画館内で銃乱射事件が発生しました。

『ジョーカー』の影響が、少なからずあったのでしょう。

また日本でもジョーカースーツの男が、電車内で乗客刺傷事件を発生させています。

まとめ

映画『ジョーカー』ではブルース・ウェイン一家が強盗に銃殺されるシーンが描かれています。

実はこの生き残った男の子こそブルース・ウェインであり、後のバットマンになります。

両親が銃殺される回想シーンは『バットマン・ビギンズ』にもあります。

こちらはブルース・ウェイン視点です。

このように映画『ジョーカー』は、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン・ビギンズ』に一部リンクしています。

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とけい
映画大好きライターの「とけい」です。