映画『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭で本作が上映された際には、スタンディングオベーションが起こりました。
それがなんと、9分間も続いたのです。そして、最高賞パルムドールを受賞しました。
一体、映画『万引き家族』のどのような点が、評価されたのでしょうか?
- 『万引き家族』のラストから考える本当の家族の形
- 『万引き家族』のロケ地を紹介
本記事は2ページ目より、ネタバレが含まれます。
それでは、『万引き家族』のあらすじから見ていきましょう!
『万引き家族』のあらすじ
東京の下町が、舞台です。
古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていました。
初枝の年金では足りない生活費は万引きで稼ぐという「トンデモない一家」でしたが、家庭には笑いが絶えません。
ある日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰ります。すると、親からの虐待が発覚し、信代が娘として育てる決断をします。
そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていくのですが……?
作品名 | 万引き家族 |
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家族の形 | プライスレス |
公開日 | 2018/6/8 |
上映時間 | 120分 |
キャスト | リリー・フランキー/ 安藤サクラ/松岡茉優 |
80/100点
『万引き家族』は最高賞パルムドールを受賞
『万引き家族』は最高賞パルムドールを受賞しています。
映画『万引き家族』への印象は、正直、好意的なものではありませんでした。
その理由に、感情移入できる登場人物が少なかったことが挙げられます。
ただし上記の理由が、作品の評価を下げるポイントには直結しません。
「家族愛」のあり方を考えさせてくれる作品だと考えると、『万引き家族』はトップクラスの出来映えであり、その点でとけいは高評価をつけています。
『万引き家族』は、松岡茉優や安藤サクラなど豪華キャスト
息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキーです。
おばあちゃんの初枝役に樹木希林が演じているほかに、
母の信江役に安藤サクラや信江の妹・亜紀役に松岡茉優が登場しています。
万引き家族のロケ地・撮影地1「新鮮市場 八幡店」
「新鮮市場 八幡店」のアクセスは、東武スカイツリー線「新田駅」より徒歩約13分で到着します。
万引き家族のロケ地・撮影地2「ルアーショップマニアックス」
「ルアーショップ マニアックス」は、東京都足立区にある釣り具専門店です。
ちなみに新品と中古品どちらも取り扱いがあり、店内にはルアーの種類が多数あり、釣り好きには有名なお店だそうです。
「ルアーショップ マニアックス」は、日暮里・舎人ライナー「谷在家駅」から徒歩約12分です。
万引き家族のロケ地・撮影地3「甘味・かどや」
ちなみに、ドラマ「リーガルハイ」などの撮影でもロケ地として使用されています。
「甘味・かどや」は、レトロな外観が特徴的な老舗の甘味処です。
「甘味・かどや」では甘味だけではなく、ラーメンや焼きそばといった食事も可能であり、東武大師線「大師前駅」より徒歩3分で到着可能です。
万引き家族のロケ地・撮影地4「大原海水浴場」
「大原海水浴場」は千葉県にある海水浴場の1つであり、併設されている駐車場は「無料」で利用できます。
九十九里の海岸が望める「大原海水浴場」は、JR外房線「大原」駅より徒歩約20分です。
※次のページから、ネタバレを含みます。