ブラッド・ピット(ブラピ)が主演を務めた映画作品の中でも、やはり『ファイト・クラブ』のインパクトは、強烈でした。
映画の節々に散りばめられた「サブリミナル」な演出やブラピの鍛え上げられた肉体など、とにかく派手な構成が『ファイト・クラブ』では目立ちます。
- 映画『ファイト・クラブ』のあらすじを紹介
- 『ファイト・クラブ』当時、ブラピは何歳?
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それでは、映画『ファイト・クラブ』のあらすじから見ていきましょう!
『ファイト・クラブ』のあらすじ
主人公は、都会の自動車会社に勤務するサラリーマンです。
そんなある日、出張時の機内でタイラー・ダーデンと名乗る自由人と出会います。
二人は、意気投合します。しかし酒のせいもあり、殴り合いになります。
そんな殴り合いが、いつしか心のよりどころとなり、「ファイト・クラブ」と呼ばれる殴り合いのグループに発展します。
タイラーは「ファイト・クラブ」のカリスマ的リーダーになっていくのですが……?
作品名 | ファイト・クラブ |
---|---|
監督 | デビッド・フィンチャー |
公開日 | 1999/12/11 |
上映時間 | 139分 |
キャスト | ブラッド・ピット |
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85/100点
『ファイト・クラブ』の時、ブラピは何歳?
『ファイト・クラブ』当時、ブラピは35歳です。
実は『ファイト・クラブ』の映画監督のデビッド・フィンチャーは当初、タイラー・ダーデン役の起用を誰にするのか悩んでいました。
- ブラッド・ピット
- ラッセル・クロウ
デビッド・フィンチャー監督はブラッド・ピットを選んだ
ラッセル・クロウは、『LA.コンフィデンシャル』で、高い評価を得ていました。
結局、デビッド・フィンチャー監督はブラッド・ピットを選んだのですが、今思えば、運命の二択だったのかもしれません。
また、主人公は『ハルク』の降板でも有名なエドワード・ノートンが演じています。
『ファイトクラブ』のブラピが魅せた美しすぎる筋肉
ブラピは役作りのために、過酷なトレーニングもこなすハリウッド・スターであります。
『ファイト・クラブ』撮影時には、タイラー・ダーデンは痩せているように見えますが、身体が絞れた上で筋肉もしっかりついています。
細マッチョです。
ブラピは『ファイトクラブ』の役作りのために、自らのトレーニングで肉体改造をしています。
そのため、ブラピの筋肉は凄まじいものになっています。
筋肉量を増やして減量を行うという理想的なトレーニングから、タイラー・ダーデンは誕生したのです。
映画『ファイト・クラブ』と小説版の違い
映画『ファイト・クラブ』と原作である小説版では、かなりの違いがあります。
- エンディングが異なる
- 爆弾に関する生成過程の有無
原作にあたる小説『ファイト・クラブ』はチャック・パラニュークによって、1996年に発表されました。
原作と映画『ファイト・クラブ』では、エンディングが大きく異なります。
当初、原作ファンから非難の声が上がったほどです。
しかし、後に名声を得ています。
原作の『ファイト・クラブ』からカットされたシーンとは?
原作の『ファイト・クラブ』と同様に、細かな手順まで映画内に取り込もうとした「爆弾の生成過程」については、ロサンゼルス警察の爆弾処理班からクレームを受け、カットされています。
しかし、96年当時のダニー・ボイルはアレックス・ガーランドが発表した小説『ザ・ビーチ』の映画化に力を入れていました。
そのため、代わりに監督の候補になったのがデヴィッド・フィンチャーだったのでした。
映画『ファイト・クラブ』のサブリミナルについて
『ファイト・クラブ』が物議を醸し出したのが、「サブリミナル」です。
問題のシーンは、タイラー・ダーデンがどういう男であるのか説明する「映画技師」の場面とエンディングにあります。
こっそりと、どちらも「男性の局部」が映っているのです。
フィルムは一瞬ですが、間違いなく確実に差し込まれています。
- DVD版『ファイト・クラブ』では規制され、カット
- Blu-ray版『ファイト・クラブ』ではサブリミナルが復活
「僕」の内なる暴力性を強調する意味合いとして、必要であるサブリミナルだという意見もあります。
この演出については、観客や評論家から賛否両論が生まれたのも事実です。
『ファイト・クラブ』唯一のラブシーンはCG
サブリミナル効果で表現した男性の局部に対して、『ファイト・クラブ』唯一のラブシーンであるブラッド・ピットとヘレナ・ボナム=カーターの絡みは、「CG」で表現されました。
ですので、ヌードを披露してはいますが、ヘレナ・ボナム=カーターが実際に脱いでいる訳ではありません。
まとめ
デビッド・フィンチャー監督は、『ファイト・クラブ』はコメディであると語っています。
劇場公開時の興行成績は、成功とは言い難かった『ファイト・クラブ』ですが、徐々に口コミで評価を上げていきました。
ぜひ、屈指の名作との呼び声が高い映画『ファイト・クラブ』をお楽しみ下さい。
2008年に行なわれた「歴代最高の映画アンケート」では見事10位にランクインされています。【イギリスの映画雑誌「エンパイア」調べ】
(※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)