『ジョーカー』はバットマン最大の敵として登場する悪役です。
本来、ヒーローのバットマンばかりに目がいくはずです。
が、『ジョーカー』の魅力があまりにすごいために観客の心を引き寄せてきます。
そこで本記事では『ジョーカー』の歴代俳優を中心に紹介していきます。
- 『ジョーカー』の歴代俳優を確認!
それでは『ジョーカー』の歴代俳優を見ていきましょう。
『ジョーカー』の歴代俳優
『ジョーカー』で好演を見せたホアキン・フェニックスですが、実は過去にジョーカーを演じた俳優がいることをご存じでしょうか?
- シーザー・ロメロ
- ジャック・ニコルソン
- ヒース・レジャー
- ホアキン・フェニックス
- ジャレッド・レト
シーザー・ロメロ
初代ジョーカーは、コメディ色の強いキャラクターでした。
戦後の1966年から1968年にアメリカで放送されたテレビシリーズ『怪鳥人間バットマン』でジョーカーを演じています。
ジャック・ニコルソン
1989年の映画『バットマン』には、ジャック・ニコルソンが登場しています。
オスカー俳優がアメコミ映画で悪役の『ジョーカー』を演じたことに加えて、監督ティム・バートンとのタッグにより、コミカルかつダークであるジョーカーが誕生しました。
ヒース・レジャー
歴代『ジョーカー』の中でも「至高」との呼び声が高い『ダークナイト』のジョーカーを演じたのは、ヒース・レジャーです。
ヒース・レジャーは、第81回アカデミー賞の助演男優賞を受賞しています。
しかし、『ダークナイト』の公開前に、ヒースは28歳の若さで急死しています。
故人がアカデミー賞を獲得したのは、ピーター・フィンチに続いて史上2人目のことでした。
ジャレット・レト
映画『スーサイド・スクワッド』内のジョーカーは、ジャレッド・レトが演じています。
ハーレイ・クインとのペアで、ハロウィンの定番仮装になるなど、若者から高い人気を得ています。
ホアキン・フェニックス
孤独な男「アーサー」が、ジョーカーになっていく姿を怪演したホアキン・フェニックスです。
心に、突き刺さってきます。
『ジョーカー』でホアキン・フェニックスはアカデミー賞・主演男優賞に輝く
圧倒的な演技を見せたホアキン・フェニックスは、『ジョーカー』で2020年アカデミー賞・主演男優賞に輝きました。
映画『ジョーカー』には、他人事でない現実感がうずまいています。
心優しき人間が、悪に落ちていく――
そのきっかけは社会の至る所に、転がっているのでしょう。
ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスから、鬼気迫る精神力を画面を通じてぶつけられた気がします。
『ジョーカー』のあらすじ
脳の病気のせいで緊張すると、発作的に笑う動作が止まらない。
そんな病を持っているアーサーの夢は、スタンダップコメディアンでした。
ピエロの仕事をしながら病気の母親を支えつつ、静かに暮らしていたアーサーは、同じアパートの住人ソフィーにひそかに好意を抱いていきます。
そして、笑いのある人生は素晴らしいと心から信じ、底辺の生活から脱出を試みようするのですが……?
作品名 | JOKER |
---|---|
監督 | トッド・フィリップス |
公開日 | 2019/10/4 |
上映時間 | 122分 |
キャスト | ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ |
89/100点
『ジョーカー』に『バットマン』シリーズなど、事前の予備知識は必要?
『ジョーカー』は単独の作品として完結しているので、事前知識は全く必要ありません。
ただし『バットマン』の知識があれば、より『ジョーカー』が面白くなるシーンがあることも事実です。
- ブルースは、将来、バットマンになる
- バットマン誕生のきっかけは、ジョーカーに感銘を受けた強盗による銃殺事件だった
- バットマンにとって生涯最大の宿敵は、『ジョーカー』である
以上の知識を入れてから『ジョーカー』を鑑賞すると、より楽しめるでしょう。
ホアキン・フェニックスの役作り
主役を務めたホアキン・フェニックスは、『ジョーカー』の役作りのために、たった4カ月で23キロ以上も体重を落としています。(81.6キロ→58キロ)
その減量方法は数ヶ月もの間、1日にリンゴ一個しか食べないというめちゃくちゃなやり方でした。
これはホアキン本人が望んだダイエット方法だったのですが、監督は反対していました。
過酷なダイエットのせいで筋肉まで落ちてしまった結果、最終的には階段を登るのさえも困難な状態だったそうです。
続編はある?
『ジョーカー』の脚本を担当したトッド・フィリップスとスコット・シルバーが続編の脚本を完成させています。
主演はホアキン・フェニックスが続投されます。
タイトルは、『Joker: Folie à Deux(原題)』です。
2023年春に、撮影が始まる可能性があります。
そうなれば公開予定日は、2024年中となるはずです。それでも、大分先になるでしょう。
『ジョーカー』事件
バットマンシリーズの映画『ダークナイト・ライジング』が、2012年にアメリカで公開された時。アメリカの映画館内で銃乱射事件が発生しました。
『ジョーカー』の影響が、少なからずあったのでしょう。
また日本でもジョーカースーツの男が、電車内で乗客刺傷事件を発生させています。
まとめ
映画『ジョーカー』はブルース・ウェイン一家が強盗に銃殺されるシーンが描かれています。
実はこの生き残った男の子こそブルース・ウェインであり、後のバットマンになります。
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両親が銃殺される回想シーンは『バットマン・ビギンズ』にもあります。
こちらはブルース・ウェイン視点です。
このように映画『ジョーカー』は、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン・ビギンズ』に一部リンクしています。
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(※本ページの情報は2024年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)