映画『レオン』のストーリーは、殺し屋のレオンと少女マチルダの間で育まれていく純愛が、軸になっています。
今も世界中で愛されている映画『レオン』ですが、なぜここまで愛される作品となったのでしょうか?
その理由を、マチルダの魅力を中心に迫っていきます。
- 映画『レオン』のマチルダの魅力に迫る
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それでは、映画『レオン』のあらすじから見ていきましょう。
『レオン』のあらすじ
マチルダは、12歳の少女です。
父は麻薬の運び屋をしていて、マチルダを毛嫌いしています。
マチルダは、殺し屋のレオンが住むアパートと同じ階に住む一家の娘でした。
ある日、レオンと知り合ったマチルダは、買い物に出掛けます。
その後、帰宅すると、自宅には殺された父の姿があり……?
作品名 | レオン |
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公開日 | 1995/3/25 |
上映時間 | 110分 |
キャスト | ジャン・レノ/ナタリー・ポートマン |
93/100点
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映画『レオン 完全版』と通常版の違いは?

映画『レオン』には、「通常版」と「完全版」が存在します。
映画『レオン 完全版』の方が、よりレオンとマチルダの関係性が色濃く分かります。
映画『レオン』完全版で追加されたシーンは、以下の通りです。
- マチルダが暗殺の練習をするシーン
- マチルダがシャンパンをがぶ飲みするシーン
- マチルダがレオンに初体験の相手になることを求め、そこでレオンが自分の過去について語るシーン
当初からレオンとマチルダの関係の変化を表すために、監督は完全版のシーンも、通常版で公開したかったようです。
- 通常版は、劇場公開されたままの映像
- 完全版は、劇場公開版+22分の未使用カット
大人びたマチルダ・ランドー

マチルダは、成熟した言動が目立ちます。
頭の回転が良かったからこそ、レオンと対等に話し合いができたのでしょう。
- 孤独で律儀なレオン
- 大人びた思考で愛情を欲するマチルダ
マチルダの一家が殺された後で二人は同居を始めるのですが、徐々に二人の関係は「愛」に包まれていきました。
ただしこれは世俗的な「愛」ではなく、本質的な「愛」として映画『レオン』では描写されています。
マチルダとレオンの対比
映画『レオン』では、愛情をしっかり伝えられるマチルダと愛情を純粋に受け止めることができないレオンの対比が、浮き彫りになります。
対をなす2人の純愛が味わい深いストーリー、それが映画『レオン』です。
今も世界中で愛されている映画『レオン』の一因が、この「愛の形」にあるのでしょう。
『レオン』の孤独

レオンはイタリア系移民であり、19歳の時にアメリカへ渡りました。
レオンの日常は、常に「殺し」です。
マフィアのボスから依頼を受け、殺人を行います。
また、字の読み書きができないなどのギャップもあります。
>>マチルダがレオンに字を教えてあげている様子も、映画『レオン』で楽しめます。
映画『レオン』は気持ち悪いし、つまらない?
映画『レオン』は名作だという評価が、大多数です。
しかし、その一方で、「つまらない」や「気持ち悪い」といった意見も目立ちます。
これはレオンの行動に違和感を覚えたり、二人の純愛に共感できなかったりするパターンにはまるからだ、と個人的には考えています。
映画『レオン』の場合、とくにレオンとマチルダの関係性こそが作品のテーマになっています。
だからこそ「愛に、年の差なんて関係ない」という世界観を「作品」として楽しもうとする意識がないと、「つまらない」や「気持ち悪い」につながっていくのでしょう。
まとめ

と、いっても、映画は自由であり、評価も自由です。
ちなみに、本作は屋外がニューヨークで、アパートがパリで撮影されました。
ぜひこの機会に、映画『レオン』を鑑賞してみて、どのように感じるのか。
試してみてはいかがでしょうか?
(※本ページの情報は2023年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)