映画『光のお父さん』の舞台はゲーム「ファイナル・ファンタジー(FF)」。
冷め切った親子が仲良くなるために使ったツールは、なんとゲームの中でした。
そんなホッコリ映画『光のお父さん』は実話です。
本記事では、原作者のマイディーさんの正体に迫ります。
- 『光のお父さん』は実話?
- 『光のお父さん』の原作者マイディーの正体とは
『光のお父さん』は実話?
もともと映画と同じく、ゲーム内で「マイディー」と名乗っていた青年がいました。
このマイディーがブログ「一撃確殺SS日記」に記した内容が「光のお父さん」でした。
ブログ「一撃確殺SS日記」は、2023年現在も残されています。
2009年7月のスタートから10年以上も、毎日欠かさずにアップされているオンラインゲームの有名サイトです。
ブログ「一撃確殺SS日記」の内容
ブログ「一撃確殺SS日記」にはマイディーとゲーム好きの父が、ファイナルファンタジー内で交流している様子が書かれています。
ブログ記事は大きな反響を呼びました。
そのブログ記事の内容がテレビドラマとなり、映画にもなったのです。
タイトルが『光のお父さん』になった理由
『光のお父さん』は、ゲームの主人公が「光の戦士」と呼ばれている点をもじって命名されました。
連続ドラマにもなった『光のお父さん』では、実際に原作者のマイディーさんが劇中のファイナルファンタジーのキャラクターを操作しています。
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原作者マイディーの正体とは?
マイディーさんは一般の方であるため、顔写真などの情報は公開されていません。
そのため、ブロガー以外の職業は不明です。
一方で、ブログの内容から生まれも育ちも関西だと分かっています。
マイディーさんは1980年代のロボットやアニメに関しての知識が深く、子供のころからサブカルチャーが好きでした。
その熱意は、社会人になっても続きます。
「睡眠2~3時間で、仕事とオンラインゲームを両立している」とマイディーさんは語っています。
ゲームのスクリーンショットを撮って楽しさを伝えていくマイディーさんのブログは、大人気でした。
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『光のお父さん』のあらすじ
会社員として働くアキオは、実家暮らしです。
仕事後の時間は、いつもオンラインゲームに熱中しています。
そんなある日、単身赴任だった父が仕事を辞めて、実家に戻ってきました。
長年離れて暮らしていた父と、何を話せばいいのか分からないアキオ――
そこでアキオはゲーム内で父と仲良くなって、会話しようと試みたのです。
作品名 | 劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん |
---|---|
モデル | ブログ『一撃確殺SS日記』 |
公開日 | 2019/6/21 |
上映時間 | 114分 |
キャスト | 坂口健太郎・吉田鋼太郎 |
劇場版『光のお父さん』の海外の反応は?
劇場版『光のお父さん』は2019年の第23回ファンタジア国際映画祭で、観客の人気投票で決定する賞をゲットしています。
その名も「Bronze Audience Award for Best Asian Film」。
前年の2018年度では、映画『カメラを止めるな』が「Silver Audience Award for Best Asian Film」を受賞して話題となりました。
映画『光のお父さん』を観た感想
83/100点
ドラマ化もされていた映画『光のお父さん』からは終始、家族の温かみを感じました。
冷め切った親子愛には、それを溶かす共通のツールが必要であると強く思いました。
本作では、ゲームでした。
ゲーム画面で交流する様子なども実際に、作中で再現されており、映画『光のお父さん』の撮影は大変だったのではないでしょうか。
ドラマは未視聴でしたが、映画『光のお父さん』だけでも十分に楽しめました。
まとめ
新たなコミュニケーションの形として、『光のお父さん』の手法は画期的です。
ゲーム画面のグラフィックが素晴らしく、加えてストーリーがきちんと分かる構成に技術力の高さを感じました。
こうして実話に基づかれて描かれた『光のお父さん』は、親子愛が軸にあります。
様々な方面で映画『光のお父さん』は、影響を与えた作品でした。
(※本ページの情報は2024年9月時点のものです。最新の配信状況はAmazonプライムビデオ公式サイトにてご確認ください。)
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