1984年に公開されて以降、世界中で爆発的な人気を誇っている映画『ゴーストバスターズ』は、当時の興行収入ランキングの上位に食い込むほど大ヒットした作品です。
この記事を読めば、こんなことが分かります。
- 『ゴーストバスターズ』のあらすじからプロトンパックまで紹介
- マシュマロマンの元ネタとは?
それでは、さっそく映画『ゴーストバスターズ』のあらすじから見ていきましょう!
『ゴーストバスターズ』のあらすじ
ニューヨークの大学で「超常現象」を研究していたピーター、レイモンド、イーガンは成果を上げられずに大学をクビになってしまいました。
こうして、幽霊を退治する仕事の『ゴーストバスターズ』を始めた3人の科学者たちは、面白いように次々と起こる幽霊騒動に立ち向かっていくことにするのですが……?
作品名 | ゴーストバスターズ |
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原題 | Ghostbusters |
公開日 | 1984/12/2 |
上映時間 | 105分 |
キャスト | ビル・マーレイほか |
62/100点
映画『ゴーストバスターズ』だけでなく、クライマックスに登場するマシュマロマンやレイ・パーカー・Jr.が歌う映画の主題歌もヒットしました。
心を空っぽにして、ヘンテコな映画を観たい気分の日に、オススメの一作です。
ピーター・ヴェンクマン博士はビル・マーレイ
『ゴーストバスターズ』の主役であるピーター・ヴェンクマン博士は、ビル・マーレイが演じています。
ビル・マーレイの出世作こそ、『ゴーストバスターズ』です。
ビル・マーレイは元々コメディアンであり、本来、このヴェンクマン博士はビル・マーレイではなく、ジョン・ベルーシが演じる予定でした。
しかし、ベルーシが急死したことで、主役がビルに変更されたのでした。
レイモンド・スタンツ博士はダン・エイクロイド
スタンツ博士の少し臆病な一面を、ダン・エイクロイドが好演しています。
ダン・エイクロイドもコメディアンの出身であり、後に脚本家として才能を発揮しています。
- 『ブルース・ブラザーズ』
- 『ゴーストバスターズ』
世界的に有名な映画の脚本を手がけているのです。
イゴン・スペングラー博士はハロルド・ライミス
ハロルド・ライミスも俳優から監督まで、何でもこなす天才です。
『ゴーストバスターズ』の脚本も、エイクロイドとライミスの共作であります。
またハロルド・ライミスは、ビル・マーレイを主演とした『恋はデ・ジャヴ』を担当したことでも知られる監督です。
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『ゴーストバスターズ』の敵であるマシュマロマン
映画『ゴーストバスターズ』のマシュマロマンのシーンは、撮影に苦労したそうです。
何より、脚本を手がけたハロルド・ライミスとダン・エイクロイドには、とある悩みがありました。
「本当に、マシュマロマンをラストボスにして良いのだろうか?」
実は『ゴーストバスターズ』構想初期の段階では、マシュマロマンはわずか1シーンにほんのちょっと登場するだけでした。
しかし、ハロルド・ライミスは本作が多くのゴーストを登場する点を踏まえて、ラストは巨大なマシュマロマンが適任ではないのかと考え始めたのです。
構想中にキングコングが街を破壊するイメージが、頭に浮かんだのでしょう。
ただハロルド・ライミス含む制作陣は、マシュマロマンがラスボスのアイデアに不安を拭い切れませんでした。
そこで、何度も脚本を練り直していきました。
そうしてようやく、マシュマロマンの出演が決まったところで、今度はマシュマロマンのデザインに関して、壁にぶち当たることになります。
しかし、アイデアと予算の都合で上記のシーンはカットされます。
マシュマロマンの大きさは112.5フィート(約34メートル)まで縮小されることになったのです。
何度も試行錯誤を経た末に、あのマシュマロマンは誕生していたのです。
異次元の物体を捕獲できる「プロトンパック」の開発に成功!?
ソニーは、『ゴーストバスターズ』で有名なあの幽霊(ゴースト)など異次元の物体を捕獲できる「プロトンパック」の模倣品を販売しました。
利用者の背中に自動的に貼り付き、心霊体によるノイズ反響も低減する優れものです。
ちなみに、開発期間は30年以上掛かったそうです。
異次元の物体を捕獲できる「プロトンパック」とは?
『ゴーストバスターズ』の武器です。
小型超伝導加速装置を搭載しており、水素プラズマ細胞から抽出されるプロトン(陽子)の動きを加速させます。
ゴーストを捕獲する「プロトンパック」のバックパック本体は、6.66kgです。
『ゴーストバスターズ』のテーマソング
テーマソング | Ghostbusters |
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歌手 | レイ・パーカーJr |
テーマ曲を担当したレイ・パーカー・Jr.は『ゴーストバスターズ』の主題歌を作るようにアプローチを受けた際、「お化け退治」のテーマにとても悩んだそうです。
CMからチープさとポップさのインスパイアを受けたレイ・パーカー・Jr.は、
「ゴーストバスターズ」社のCMソングを作るようなイメージでテーマソング『Ghostbusters』を書き上げていきました。
まとめ
『ゴーストバスターズ』は、コメディ映画の新たな境地を開拓した作品です。
登場人物から、コスチューム、そして音楽まですべてが個性のオンパレードであり、今なお映画ファンに愛されています。
ぜひ、この機会に楽しんでみてはいかがでしょうか?
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(※本ページの情報は2022年1月時点のものです。最新の配信状況はAmazonプライムビデオ公式サイトにてご確認ください。)