実話映画『AIR/エア』のエピソードと事実の違い
映画『AIR/エア』には、実話と一致している部分と脚色の部分に分かれます。
ソニー・ヴァッカロの「NIKE」での仕事ぶりやマイケル・ジョーダンをスカウトした点は実話と一致しています。
また本作の最後に描かれたソニー・ヴァッカロとマイケル・ジョーダンの母親の会話も、事実です。
ソニー・ヴァッカロはジョーダン家に行っていない
一方でソニー・ヴァッカロがアポなしでジョーダン家に訪問した事実はありません。
しかし会話の内容は実際のエピソードです。
ソニー・ヴァッカロとマイケル・ジョーダンの母親は、ゆっくりと関係を深めていきました。
マイケル・ジョーダンとの契約に至るまで
- 3ヶ月半もの時間を掛けた
- 5回の面談を実施
ソニー・ヴァッカロのみがジョーダン家に会っていた
NIKEの会社内では、ソニー・ヴァッカロのみがジョーダン家の関係者たちに会っていました。
映画『AIR/エア』とは異なる点です。
ベン・アフレックとマイケル・ジョーダン
映画『AIR/エア』制作のために、ベン・アフレックとマイケル・ジョーダンは話し合いを行っています。
その場でマイケル・ジョーダンは「映画にどの要素が大切であるのか」について語りました。
- NIKEの社員ハワード・ホワイト
- 母親のデロリス
当初、完成した脚本にはハワード・ホワイトや母親デロリスのエピソードはありませんでした。
脚本を書き足す
そのためベン・アフレックはマイケル・ジョーダンとのやり取りから、2人のエピソードを脚本に書き足しています。
こうして映画『AIR/エア』はよりマイケル・ジョーダンに寄り添った作品に仕上がったのです。
まとめ
今やスポーツの枠を超え、カルチャーにまで到達したエア・ジョーダンが誕生するまで。
様々な苦悩がありました。映画『AIR/エア』を見れば、よく分かります。
ソニー・ヴァッカロが中心となり、NIKEの復活に向けてマイケル・ジョーダンと交渉。
遂にはエア・ジョーダンを開発するまでに至りました。
映画『AIR/エア』は本当に、胸が熱くなる一作です。
(※本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況はAmazonプライムビデオ公式サイトにてご確認ください。)
ベンアフレックとマットデイモンは仲良し
映画『AIR/エア』はベン・アフレックとマット・デイモンの仲良し幼馴染みコンビが、監督や制作を担当しています。
ベン・アフレックとマット・デイモンといえば、映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が有名です。
実はこの名優2人が立ち上げた会社「アーティスト・エクイティ」の第1弾プロジェクトが、映画『AIR/エア』になります。