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映画『運び屋』は実話だった【老人レオ・シャープの人生に迫る】

The Mule
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映画『運び屋』は実話がベースの作品であり、主人公は老人の運び屋です。

そうです。なんと実在のモデルがいました。

運び屋のモデルとなったレオ・シャープは、当時87歳

本記事では映画『運び屋』のモデルとなったレオ・シャープの人生に迫っていきます。

記事のポイント

  • 『運び屋』レオ・シャープの人生とは?
  • 映画『運び屋』の感想

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それでは映画『運び屋』のあらすじから見ていきましょう!

『運び屋』のあらすじ

家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーン

しかし、今は金もなく、孤独な90歳の老人になっていました。

商売に失敗して、自宅も差し押さえられてしまいます。

途方に暮れていた時、「車の運転さえすればいい」という怪しげな仕事を持ちかけられたのです。

作品名運び屋
監督クリント・イーストウッド
公開日2019/3/8
上映時間116分

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『運び屋』のキャスト

クリント・イーストウッドのキャリア
  • 出身 アメリカ/サンフランシスコ
  • 生年月日 1930/5/31
  • 代表作『グラン・トリノ』・『許されざる者』など

映画『運び屋』を筆頭に、自身も俳優として登場する作品も多い点がクリント・イーストウッドの特徴です。

映画界における名作を、次々と手がけています。

グラン・トリノ』・『許されざる者』など、名作がズラリと出演作に並びます。

映画『運び屋』は実話に基づいた作品

麻薬の運び屋で逮捕された87歳の老人がモデルです。

『運び屋』の映画化の土台には、とある新聞記事がありました。

2014年6月「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」と題された記事です。

『運び屋』の記事を読んだクリント・イーストウッドは、映画化権をゲットします。

こうして記事から、映画『運び屋』のストーリーを練り上げていきました。

つまり、映画『運び屋』にはモデルが実在します。



映画『運び屋』のモデルはレオ・シャープ

映画『運び屋』のモデルはレオ・シャープです。

レオ・シャープは、1924年にインディアナで生まれました。

第二次世界大戦では「Bronze Star Medal(青銅星章)」を授与されるほど、屈強な兵士でした。

戦争が終わると、レオ・シャープは小さな航空会社を経営します。しかし、ビジネスに失敗して破産を経験します。

その後「Day lilies」なるユリの植物交配ビジネスを開始します。

花の農園事業も当初こそ好調でしたが、徐々に赤字になっていきました。

『運び屋』のビジネスは、この農園事業で働いていた労働者から誘われたことがきっかけです。

レオ・シャープのビジネス内容

レオ・シャープが実際に行った『運び屋』のビジネス内容は、次の通りです。

  • 毎月約200-250キログラムのコカインを運ぶ

メキシコの麻薬カルテルは、レオ・シャープのおかげで毎月200万ドル以上の収益を叩きだしました。

レオ・シャープの『運び屋』は完璧だった

レオ・シャープは完璧な『運び屋』でした。

  • 正当な身分証明書を持つ
  • 犯罪歴がない
  • 老人
  • いつも一人で運転

その結果、麻薬捜査官の捜査網からも難なく逃れていました。

こうして約10年もの間、レオ・シャープが『運び屋』で捕まることはありませんでした。

『運び屋』逮捕の瞬間

ですが2011年、ついにレオ・シャープは『運び屋』で逮捕されてしまいます。

  • トラックには重さ200ポンド(約90キログラム)以上のコカイン
  • レオ・シャープは、当時87歳
  • 87歳には見えず、若い

このレオ・シャープ逮捕の瞬間が、ビデオに残っています。

『運び屋』のその後

レオ・シャープは『運び屋』の罪を認めています。

こうして90歳の誕生日に、3年の懲役刑を宣告されたのです。

その後レオ・シャープは病気だったため、2016年に92歳で亡くなりました。

映画『運び屋』を観た感想

とけいの評価は?

 87/100点

映画『運び屋』では車の運転という基本的に誰でもできそうな仕事が、実は『運び屋』の裏ビジネスだったという盲点をついた設定に驚きました。

とけい

『運び屋』が実話だったことには、更に驚きました。

また本作には麻薬の『運び屋』に家族関係のこじれと、暗くなってもおかしく材料が大量に盛り込まれています。

ですが、映画『運び屋』は全体的に明るい印象を受けます。

その点でも映画『運び屋』の評価は、高いです。

とくに終盤の【何でも買えるのに時間だけは買えなかった】というセリフは、胸に響きました。

まとめ

映画『運び屋』は、実話からストーリーが作られていきました。

クリント・イーストウッドが演じた『運び屋』のモデルはレオ・シャープです。

レオ・シャープの人生を迫ると一見、壮絶そうですが、別の見方をすれば楽しそうにも思えます。

映画『運び屋』を観る際には、ぜひレオ・シャープの人生を照らし合わしながら観賞してみて下さい。

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