ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のあらすじや、頻繁にTVでも流れていた本作のテーマ曲を紹介します。
また本作の裏話から、アカデミー賞6部門を受賞した映画『ラ・ラ・ランド』の魅力に迫ります。
この記事を読めば、こんなことが分かります。
- 『ラ・ラ・ランド』のあらすじやテーマ曲を紹介
- 『ラ・ラ・ランド』の裏話
ネタバレは一切、ありません。
それでは、『ラ・ラ・ランド』のあらすじから見ていきましょう!
『ラ・ラ・ランド』のあらすじ
女優の卵であるミアとジャズ・ピアニストのセバスチャンは偶然、出会います。
後日、また2人は、たまたま出会います。
次第に恋に落ちていく2人を描いた物語です。ミュージカル映画の傑作です。
作品名 | ラ・ラ・ランド |
---|---|
原題 | La La Land |
公開日 | 2017/2/24 |
上映時間 | 128分 |
キャスト | エマ・ストーン/ライアン・ゴズリング |
81/100点
映画『ラ・ラ・ランド』はアカデミー賞6部門を受賞
映画『ラ・ラ・ランド』は、アカデミー賞の6部門を受賞した傑作です。
ミュージカル映画の作品賞ノミネートは、1979年の『オール・ザット・ジャズ』以来となる快挙です。
更に『ラ・ラ・ランド』のアカデミー賞ノミネート部門は、14ノミネートです。
本作は、歴代最多のアカデミー賞ノミネートの『タイタニック』(1997)と『イヴの総て』(1950)に並びました。
『ラ・ラ・ランド』の曲は『アナザー・デイ・オブ・サン/Another day of sun』
冒頭の『ラ・ラ・ランド』の曲は、『アナザー・デイ・オブ・サン/Another day of sun』です。
映画の内容を知らなくても、この曲だけは聞いたことがある方も多いことでしょう。
CMでも耳なじみのある本楽曲は、ジャスティン・ハーウィッツによるオリジナル曲です。
高速道路の渋滞で車が動かなくなった人々が車から降りて、歌い踊るシーンから『ラ・ラ・ランド』は始まっていきます。
『ラ・ラ・ランド』よりミアとセバスチャンのテーマ
ミアとセブがバーで再会するきっかけとなった曲が『ミアとセバスチャンのテーマ』です。
三拍子のワルツであり、ジャック・ドゥミ監督の『ロシュフォールの恋人たち』の『シモンの歌(イヴォンヌの歌)』を参考に作曲されています。
つまり、歌詞の無い『ミアとセバスチャンのテーマ』にどのような意味が含まれているのかは、『シモンの歌(イヴォンヌの歌)』から分かるのです。
『ラ・ラ・ランド』のキャストはエマ・ストーン
- 出身 アメリカ/アリゾナ州
- 生年月日 1988/11/6
- 代表作 『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなど
エマ・ストーンは11歳の頃から地元の劇団や即興劇のグループに所属しており、2005年にTVドラマで女優デビューします。
映画では『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07)で初出演を果たすと『小悪魔はなぜモテる?!』(10)で初主演を務めます。
以降、『ラブ・アゲイン』(11)や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ(12ー)で人気と実力を得ます。
そして、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)で、アカデミー助演女優賞の初ノミネートを果たしています。
セバスチャン役にライアン・ゴズリング
- 出身 カナダ/オンタリオ州
- 生年月日 1980/11/12
- 代表作 『きみに読む物語』・『ドライヴ』
ディズニー・チャンネルの『ミッキーマウス・クラブ』で子役タレントとしてキャリアをスタートさせたライアン・ゴズリングは、1996年に映画デビューしています。
その後『きみに読む物語』(04)の主演で有名になると、『ハーフ・ネルソン(原題)』(06)でアカデミー主演男優賞に初ノミネートされます。
また『ドライヴ』(11)や初監督作『ロスト・リバー』(14)などで、新たなファンを多く獲得しました。
『ラ・ラ・ランド』のポスターがおしゃれ
ラ・ラ・ランド 映画ポスター フレーム別 B1より少し小さいめ約69×102cm おしゃれ 大きい インテリア アート グッズ /ADV-C-両面
とてもオシャレです。
【映画ポスター】 ラ・ラ・ランド La La Land ミアとセバスチャン /アート おしゃれ インテリア フレーム別 /ADV-B-両面 オリジナルポスター
こちらも、オシャレです。
『ラ・ラ・ランド』の監督はデイミアン・チャゼル
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— La La Land (@LaLaLand) December 15, 2020
監督・脚本を務めたデイミアン・チャゼルは、もともとプロミュージシャンを目指していました。
ジャズ・ドラムを学んでいましたが、結局、自分の才能に限界を感じたデイミアンは映画を制作しました。
その結果、生まれた映画が『ラ・ラ・ランド』のシナリオです。
- ミュージカル映画は、’40〜’50年代が黄金期
フレッド・アステアやジーン・ケリー、ジュディ・ガーランドが活躍した頃が最後でした。
『ラ・ラ・ランド』の出資を受けるために映画『セッション』を制作
そこでデイミアン・チャゼルは、『ラ・ラ・ランド』のために手を打ちます。
映画『セッション』の制作です。
そこで、デイミアンはわずか330万ドルで『セッション』を制作します。
こうして『セッション』は、大成功を収めます。
その結果、映画製作会社のサミット・エンターテインメントとブラック・レーベル・メディアが、『ラ・ラ・ランド』への出資に同意したのでした。
『ラ・ラ・ランド』のオマージュ
おじさん
『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカル映画の名作を引用しているのかね?
A.『雨に唄えば』などを引用しています。
ライアン・ゴズリングがロサンゼルスを見下ろしながら、丘の上で踊るシーンは『雨に唄えば』のオマージュといえるでしょう。
まとめ:映画『ラ・ラ・ランド』の功績
『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカル映画の傑作です。
ぜひ、この機会に一度『ラ・ラ・ランド』を楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 第73回ベネチア国際映画祭でエマ・ストーンが最優秀女優賞
- 第74回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)含む同賞の映画部門で史上最多の7部門を制す
- 第89回アカデミー賞では史上最多タイとなる14ノミネート
- デイミアン・チャゼル監督が、史上最年少で監督賞を受賞
- エマ・ストーンの主演女優賞など含む6部門でオスカー像を獲得
(※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)