「『ショーシャンクの空に』って実話だったの?」
このように考えられるワケは本作のエンドロールで「アレン・グリーンを偲んで」と流れていたからです。
映画『ショーシャンクの空に』は本当に実話だったのでしょうか?
- アレン・グリーンとは?
- 映画『ショーシャンクの空に』は後味が悪い理由3選
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それでは『ショーシャンクの空に』のあらすじから見ていきましょう。
映画を年間200本くらい楽しむとけいが書いています。
『ショーシャンクの空に』のあらすじ
ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンのW主演です。
長年、ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッド。
また無実の罪で収監された元銀行員のアンディの交流が見どころです。
作品名 | ショーシャンクの空に |
---|---|
監督 | フランク・ダラボン |
公開日 | 1995/6/3 |
上映時間 | 143分 |
原題 | The Shawshank Redemption |
映画『ショーシャンクの空に』を観た感想
96/100点
1994年度のアカデミー賞では『ショーシャンクの空に』は作品賞を含む7部門でノミネートされましたが、無冠に終わりました。
個人的には、トップクラスにおもしろいと思います。
アンディの刑務所での身の振る舞い方は、ビジネスマンにとっても意義のある映画でしょう。
映画『ショーシャンクの空に』の評価
- Rotten Tomatoesの批評家採点「91%」
- 一般ユーザーのスコア「98%」
- IMDbでも「☆9.3」(10点中)
原作者は映画の報酬を得ていない
映画『ショーシャンクの空に』の原作は『刑務所のリタ・ヘイワース』です。
『ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編』に収録されています。
原作者のスティーブン・キングは、フランク・ダラボンに映画に関する権利を売りました。
1987年のことです。
実際にスティーブン・キングは契約料として小切手を受け取ったのですが、小切手を現金化しませんでした。
そのまま小切手をフランク・ダラボン監督に送り返しています。
『ショーシャンクの空に』のキャスト
アンディ・デュフレーン:ティム・ロビンス
エリス・ボイド・”レッド”・レディング:モーガン・フリーマン
ヘイウッド:ウィリアム・サドラー
サミュエル・ノートン:ボブ・ガントン
バイロン・ハドリー:クランシー・ブラウン
トミー・ウィリアムズ:ギル・ベローズ
ブルックス・ヘイトレン:ジェームズ・ホイットモア
ボグズ・ダイアモンド:マーク・ロルストン
検察官:ジェフリー・デマン
刑務官:ネッド・ベラミー
『ショーシャンクの空に』は実話ではない
『ショーシャンクの空に』は実話でなく、スティーブン・キング原作によるフィクションです。
しかし『ショーシャンクの空に』本編の最後には、しっかりと「アレン・グリーンを偲んで」と表示されています。
これは一体、どういうことでしょうか。
アレン・グリーンは監督の古い友人
実は、アレン・グリーン。フランク・ダラボン監督の古い友人でした。
アレン・グリーンは映画『ショーシャンクの空に』の芸能事務所のエージェントをしていたのです。
つまり映画『ショーシャンクの空に』の話とは直接、関係がありません。
『ショーシャンクの空に』の後味が悪い理由は?
- 話の展開が原作とすこし違うから
- スティーブン・キング原作だから
- アンディーの行動を美化しにくい
上記のような理由で、映画『ショーシャンクの空に』は「後味が悪い」という評価をよく受けています。
【1】原作と映画の違い
小説と映画のストーリーが微妙に違うのですが、とくにタイトルには大きな変更が加えられました。
原作のタイトルは『刑務所の中のリタ・ヘイワース』でした。
映画『ショーシャンクの空に』の原作となった『刑務所のリタ・ヘイワース』は、少年と老人の奇怪な交流を描いた「ゴールデンボーイ」と共に小説で楽しめます。
リタ・ヘイワースとは?
リタ・ヘイワースはアメリカ出身の女優です。
セックスシンボルとして、1940年代に絶大な人気をほこりました。
つまり本作が「リタ・ヘイワースの伝記映画と間違われてしまう」と、心配した映画の関係者がいたのです。
その結果、タイトルが『ショーシャンクの空に』へと変更されました。
【2】スティーブン・キング原作だから
『ショーシャンクの空に』はスティーブン・キング原作の映画。
つまり「スティーブン・キング原作=後味が悪い」連想ゲームが成立します。
スティーブン・キング原作の映画といえば『ミスト』・『グリーンマイル』など面白いけれども暗めな作品が多めです。
とくに映画『ミスト』は傑作ですが、トップクラスに後味が悪い。
そのため『ショーシャンクの空に』の評価についても、作内の暗い部分が強くピックアップされているように思います。
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【3】アンディーの行動を美化しにくい
アンディーの行動は深く考察しません。
映画のネタバレになってしまうからです。
ですがカンタンに言うと、アンディーが選択した行動を単にすばらしいもの、もしくは正義と考えていいのか。否か。
この辺りで評価が割れており、「後味が悪い!」との評価もあります。
『ショーシャンクの空に』のキャスト候補は名優だらけ
『ショーシャンクの空に』には主役キャストが2人います。
- 長年、刑務所にいる囚人レッド=モーガン・フリーマン
- 元銀行副頭取で新人のアンディ=ティム・ロビンス
ですがレッド役の候補にはモーガン・フリーマン以外にも、名優がリストアップされています。
- クリント・イーストウッド
- ハリソン・フォード
- ポール・ニューマン
最終的にはモーガン・フリーマンが、レッド役となりました。
モーガン・フリーマンがレッド役に決まった理由
モーガン・フリーマンは穏やかな物腰からでも、ずっしりと際立つ存在感があります。
加えて低くても響く声が出せるため、レッドにピッタリだと判断されました。
アンディ役の候補にトム・ハンクスがいた
アンディ役にも人気者が、ズラリと候補に並んでいます。
- トム・ハンクス
- ケビン・コスナー
- ニコラス・ケイジ
- ジョニー・デップ
- チャーリー・シーン
トム・ハンクスは同時期に映画『フォレスト・ガンプ』に取り組んでいたために、『ショーシャンクの空に』の出演を辞退しています。
アンディ役の候補にはケビン・コスナーも
同様にケビン・コスナーも映画『ウォーターワールド』に出演していたため、『ショーシャンクの空に』のオファーを辞退しています。
こうして、アンディ役にティム・ロビンスが決まりました。
しかし後にトム・ハンクス、ケビン・コスナーともに『ショーシャンクの空に』へ出演しなかった選択を悔やんだそうです。
モーガン・フリーマンの息子も出演していた
映画『ショーシャンクの空に』ではモーガン・フリーマンの息子が出演しています。
若い頃のレッドが写真で登場しているのですが、この囚人写真こそモーガン・フリーマンの息子です。
意外な形で、カメオ出演を果たしていました。
まとめ
実は『ショーシャンクの空』には作内で女性キャストが2人しか登場していません。
それも生活雑貨店にやってきたお客と銀行員の端役の2人であり、どちらもストーリーの軸には関係がありません。
名作『ショーシャンクの空に』のトリビアを探すことで、より本作の魅力が深まることでしょう。
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