小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のあらすじ
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の表紙の通り、舞台は宇宙――SFです。
現在、どこにいるのか分からない。
今の状況も、仕事も分からない。
そんな名前すら分からない今の主人公と、記憶(過去のエピソード)が交互に語られていきます。
こうして段々と、今の主人公の立場が分かっていくストーリーです。
小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の書評と感想
トラブルや新事実。
また異世界の住人「ロッキー」との遭遇、そして交流。
面白い、おもしろい。オモシロイのですが……、
周りの評価として語られている「傑作」までの印象は最終章を読み切るまで、正直、ありませんでした。
ただ最終盤にぎゅっと面白さの詰まっている展開が待っています。
魅力ばくはつです。
ここで『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に、最高評価がついている意味がようやく分かりました。
小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の読後感は、これまでの読書人生においてもトップクラスでした。
おもしろすぎて、一気読みできます。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のネタバレ
すでにここまで閲覧している方は本作を読了済みだと思うので、少し感想を語っていきます。
太陽の熱が段々と奪われ、このままでは地球は凍りついてしまう――
物語は地球全体のピンチを救うために、始まっていきます。
実は主人公、宇宙船に乗っていたのです。
ピンチの原因となった太陽の熱を吸収する単細胞の地球外生命体は「アストロファージ」と呼ばれています。
ただし、このアストロファージ。
全てにおいて、害悪ではありません。
エネルギーを大量に溜め込められる「アストロファージ」のおかげで、主人公の宇宙船は前に進んでいたからです。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の科学理論
- ロッキー(異世界人)との交流
- SFならではのギミック
SF小説に相応しく、物語のスケールがとても大きいです。
小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、科学理論が多く出てきます。
ですが少し読み飛ばしても、ストーリーを十分に理解できます。
異世界人のロッキーとの交流にも、注目です。
まとめ
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の科学はアストロファージだけでは留まりません。
異世界人のロッキーの持ち出したハイテク科学グッズなどが、本作を盛り上げていくことでしょう。
ここらの展開が非常に面白いのですが、完全なネタバレは止めておきます。
正直、本作のオチを言いたくて、ウズウズしています。
しかし、これほど良質な読書体験は、なかなかできるものではありません。
小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、どこか心を異世界へと引きずり込ませてくれるような魅力を持っています。
だからこそ映画が公開される前に紹介しておきたいと思いました。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は映画化に向いていそうな作品です。
壮大な世界を、どのように映像の中でまとめてくれるのでしょうか。期待しかありません。
ぜひ映画化の前に、小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』で衝撃のラストをお確かめ下さい。
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