映画『アルゴ』は実話であり、イランの人質事件がベースです。
本作のモデルは、CIA。
タイトルになった『アルゴ』、実は作戦名でした。
『アルゴ』作戦とは、映画スタッフに装って国外脱出しようとした時に使われたもの。
ニセ映画のタイトルだったのです。
- 『アルゴ』の実話には歴史あり
映画を年間200本くらい楽しむとけいが書いています。
それでは『アルゴ』のあらすじから見ていきましょう。
『アルゴ』のあらすじ
本作は1979年ー1980年にかけて、イランの首都テヘランで発生した「イランアメリカ大使館人質事件」が題材です。
イスラム革命防衛隊と革命派の学生が、アメリカ大使館を占拠したのです。
52人もの大使館員を人質にとりました。
その裏で、6人の大使館員がこっそりと逃げ出しています。
CIAが先導して、ウソの映画『アルゴ』の撮影スタッフになりすましたのです。
大胆な作戦で6人のアメリカ人を救出する作戦が今、始まります。
作品名 | アルゴ |
---|---|
公開日 | 2012/10/26 |
上映時間 | 120分 |
31日以内に解約すれば、無料です
『アルゴ』のキャスト
ベン・アフレック(トニー・メンデス)
アラン・アーキン(レスター・シーゲル)
ジョン・グッドマン(ジョン・チェンバース)
ブライアン・クランストン(ジャック・オドネル)
テイト・ドノヴァン(ボブ・アンダース)
スクート・マクネイリー(ジョー・スタッフォード)
クレア・デュヴァル(コーラ・ライジェク)
クリストファー・デナム(マーク・ライジェク)
ヴィクター・ガーバー
ケリー・ビシェ
映画『アルゴ』を観た感想
87/100点
領事館から先に脱出した6人をイラン国外に逃すために、CIA思いついた作戦がハチャメチャでした。
ニセ映画『アルゴ』を製作したフリをする。
CIA内でも「最高の最悪案」と称された妙案でした。
『アルゴ』作戦までの歴史的な流れ
イランはもともと親米国でした。
ですが1979年2月のイラン革命の後、アメリカが旧支配者のパフラヴィー皇帝の亡命を手助けした件を機に、新支配者のホメイニ師と険悪な関係に。
その後、ホメイニ師の考えに賛同した民衆が、暴れ出します。
同年11月、テヘランのアメリカ大使館を襲撃したのです。
実話映画『アルゴ』のモデルはCIA
映画『アルゴ』のモデルは、CIAのトニー・メンデスです。
トニー・メンデスは製図士として働いた後、「グラフィック・アーティスト求む」の募集を見かけたのを機に、CIAへ。
CIAでは長くハリウッドのメークアップ・アーティストやマジシャンと関わっています。
変装・身分偽装などの技術を磨くためです。
ヘンテコな大作戦を思いついたトニー・メンデスらしいキャリアといえるでしょう。
映画『アルゴ』の脚本のベースとなった作品
- アメリカ中央情報局(CIA)の元職員トニー・メンデスによる1999年の回想録「The Master of Disguise」
- 2007年のジョシュア・バーマン著Wired記事「大脱走:CIAはテヘランからアメリカ人を救出するためにいかにして偽SF映画を使用したか」
映画に登場するウイスキー
映画『アルゴ』で登場するウイスキーは2種類あります。
まず、作戦の成功を目前にして大使館職員たちが楽しげにお酒を飲むシーン。
アイリッシュウイスキーの「ジェムソン」です。
主人公のトニー・メンデスが1人で「マッカラン」をボトルから直接ラッパ飲みしているシーンもありました。
まとめ
映画『アルゴ』の1979年当時、アメリカはカーター大統領でした。
カーター大統領(民主党)は、人質救出作戦『アルゴ』をCIAと供に成功させます。
ですが大使館員52人の救出には手こずりました。実際、444日もの間、人質を救出できていません。
その結果、次の大統領選挙でカーターは再選を果たせませんでした。
✅映画『アルゴ』を見るなら『U-NEXT』がオススメです。
『U-NEXT』は登録から31日以内の解約で、0円が保証されているので安心して試せます。
『U-NEXT』のお得なポイント
- 2,189円(税込)が31日間タダに
- 270,000本もの作品が見放題(R18作品も)
- 無料期間でも600円分のポイントもらえる
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』なども、『U-NEXT』の無料トライアル中に見放題です。
31日以内に解約すれば、無料です
※31日間の無料体験はいつ終了するか分からないのでお早めに。
(※本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)
参考URL:https://www.bbc.com/japanese/46942175
https://wired.jp/2013/03/04/making-of-argo/
オススメ記事▼