今や大人気となったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズ。
シリーズ第一弾は『アイアンマン』、少年心くすぶる名作です。
主役のロバートダウニー・Jrの起用方法やストーリーの作り方には様々な工夫がありました。
- 映画『アイアンマン』は、アドリブから名台詞が誕生した?
- ロバートダウニー・Jrが主役に起用された裏話とは
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それでは『アイアンマン』のあらすじから見ていきましょう。
『アイアンマン』のあらすじ
トニー・スタークはアフガニスタンで自社兵器のデモ実験に参加していました。
その最中。テロ組織に襲われて拉致されてしまいます。
胸に深い傷を負ったトニーは敵に捕まり、捕虜となったのです。
しかしトニーは最強の武器を作る条件で、命を助けられていました。
敵のアジトで、トニーはパワードスーツを開発します。
作品名 | アイアンマン |
---|---|
監督 | ジョン・ファヴロー |
公開日 | 2008/9/27 |
上映時間 | 125分 |
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『アイアンマン』のアドリブ
通常は決められたセリフになぞるようにして映画は作られます。
しかし映画『アイアンマン』では、あえてキャストに現場で自由にさせたそうな。
「I am Iron Man.」もアドリブだった
「I am Iron Man.」
(私がアイアンマンだ)
アイアンマンの名ゼリフも、実はアドリブです。
その背景には『アイアンマン』撮影が開始された時点で、脚本が完全に仕上がっていなかったことがあります。
話の内容やストーリーに合った俳優の動きを求めるあまりに、時間が足りなくなったのです。
『アイアンマン』の名言
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「Sometimes you gotta run before you can walk.」
(時には歩く前に走ることも必要だ)
「Records are made to be broken!」
(記録は破られるためにある!)
「I just finally know what I have to do. And I know in my heart that it’s right.」
(やっとやるべきことがわかったんだ。そして、心から思っている。
それは正しいと)
アイアンマンのスーツの値段や重さについて
- アイアンマンのスーツの値段は、約16億ドル(当時で1700億円)
- アイアンマンのスーツの重さは、40㎏オーバー
そのため、アイアンマンスーツを着用していたロバート・ダウニー・Jrは、
「あれを付けて演技をすると2時間くらいで精も根も尽き果てる。『もう十分、スタントマンの出番だ』と言いたくなってしまうんだ」
とインタビューで語るほど、重労働な撮影となったそうです。
ロバート・ダウニー・Jrが主役になった理由
ロバート・ダウニー・Jrが映画『アイアンマン』の主人公トニー・スタークを好演しています。
しかし当初はロバート・ダウニー・Jr以外にも大物スターたちの名前が、トニー・スターク役の候補者としてピックアップされていました。
- トム・クルーズ
- ニコラス・ケイジ
- ヒュー・ジャックマン
そもそもロバート・ダウニー・Jrは、『アイアンマン』主役どころかキャストにすら採用されない予定でした。
その理由が、ロバート・ダウニー・Jrの驚きのキャリアにあります。
ロバート・ダウニー・Jrのキャリア
ロバート・ダウニー・Jrは、1965年4月4日生まれのアメリカ育ちです。
父が映画監督であったため、ロバート・ダウニー・Jrはたった5歳で映画デビューを果たしています。
高校中退をした後、『ピックアップ・アーチスト』(87)で初主演。
『チャーリー』(92)ではアカデミー主演男優賞に初ノミネートされます。
ですがロバート・ダウニー・Jrの栄光は長くは続きません。
ロバート・ダウニー・Jrの復帰
薬物トラブルで「アリー・myラブ」は降板となってしまいました。
それ以降、ロバート・ダウニー・Jrは俳優業を活動停止しています。
ただしそれでも、2003年に「薬物依存を克服した」と宣言。ロバート・ダウニー・Jrは、俳優業に復帰しています。
ジョン・ファヴローとロバート・ダウニー・Jrの関係性
当初、制作スタジオ側は、ロバート・ダウニー・Jrに対して「どんなことがあっても、彼を雇うことはない!」と明言していました。
その理由が、コカイン所持です。
しかし、周囲の反対を押し切ってまで、ロバート・ダウニー・Jrを『アイアンマン』の主役に推薦した人物がいました。
『アイアンマン』や『アイアンマン2』で総監督をしたジョン・ファヴローです。
『アイアンマン』の制作陣は、何人かの候補者に絞った後、「スクリーンテスト(オーディション)」を開催しました。
『アイアンマン』のオーディション
ジョン・ファヴローのみがロバート・ダウニー・Jrを起用することに前向きでした。
が、制作側は、全く乗り気ではありません。
こうして、ロバート・ダウニー・Jrの実力をスタッフ全員が認めたのでした。
まとめ
90/100点
映画『アイアンマン』はロバート・ダウニー・Jrが好演した傑作です。
コミックファンからの人気も根強い大人気シリーズだったMCU。
その第一作だった『アイアンマン』。
映画MCUシリーズは、映画『アイアンマン』の大ヒットがなければ幻だったのかも知れません。
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(※本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。)
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