映画や小説は、あくまで「娯楽」です。
ただ作品を観たり、読んだりする中で、心が落ち着いていきます。
そうして作品に、没頭していくのです。
そんな没頭感を最も味わえる映画があります。
日常の暮らしを淡々と描いた映画『パターソン』です。
とけいは本作を鑑賞後に、とある感想を抱きました。
「パターソンは、純文学の読後感に似ている」と。
さて、この記事を読めば、こんなことが分かります。
・映画『パターソン』のあらすじや挿入曲を紹介
ネタバレは一切、ございません。
それでは、さっそく映画『パターソン』のあらすじから見ていきましょう!
『パターソン』のあらすじ
ニュージャージー州パターソン市のバス運転手は、街の名前「パターソン」と同じ名前「パターソン」です。
パターソンは毎朝、起きると妻のローラにキスをします。
それからいつもの道を通勤して、バスを走らせ、夜には帰宅。
いつものように愛犬と散歩をして、バーで1杯だけお酒を楽しみます。
平凡で単調な日常な7日間。そのすべてが、美しいのです。
作品名 | パターソン |
---|---|
監督 | ジム・ジャームッシュ |
公開日 | 2017/8/26 |
上映時間 | 118分 |
キャスト | アダム・ドライバー/永瀬正敏ほか |
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永瀬正敏が、『パターソン』のラストで登場
[話題の記事]ジム・ジャームッシュ監督の新作映画『パターソン』の予告編が公開。謎の詩人役を演じる永瀬正敏と、パターソン行きのバスを運転する男・パターソン役のアダム・ドライバーが会話をするシーンなどが確認できます。https://t.co/CIvczcLiRJ pic.twitter.com/2JCc8AeChN
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) June 16, 2017
ジム・ジャームッシュが「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」以来、4年ぶりに手がけた長編映画が『パターソン』になります。
この映画『パターソン』のラストシーンに、永瀬正敏が登場します。
ジム・ジャームッシュと永瀬正敏のコンビは、映画『ミステリー・トレイン』以来となります。
今回『パターソン』では日本人詩人役を演じています。
日常の中にある非日常を体現したような二人のやりとりに、小説的な優雅な移ろいを感じることでしょう。
ゆったりとした気分で日常の移ろいを感じられる映画『パターソン 』を、ぜひこの機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか?
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『パターソン』はつまらない?
A.日常の細かな変化に、目を向けてみましょう
最近の人気映画は、ほとんどの映画がエンタメ映画であり派手です。
ストーリーも序盤から引き込むものがあり、アクションシーンも目を引きつけられるものばかりです。ただ日常のありふれたシーンを切り取り、心に響かせるような映画は少なくなりました。
映画『パターソン』では、絶妙な間が各シーンに組み込まれています。
日常や登場人物の感情に目を向けて、本作を鑑賞するとまた味わいが変わってくるはずです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
映画『パターソン』はあくまで平凡な日常を切り取っただけです。
ただ、7日間が川のせせらぎのように流れていき、時にハプニングを起こします。
そこで、実感するのです。
「平凡な日常こそ、何よりの幸せである」と。
映画『パターソン』を安らかな気持ちでご覧下さい。あなたにとって、新しい映画の見方が誕生するかもしれませんよ。
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(※本ページの情報は2020年12月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください。)