犯罪が予知できる近未来を観られる映画作品が、『マイノリティ・リポート』です。
本作には、プリコグと呼ばれる存在が3人います。
その中でもとくに、一番知能の高いプリコグのアガサは、重労働をやらされていました。
この記事を読めば、こんなことが分かります。
- 『マイノリティ・リポート』で登場するアガサとは
それでは『マイノリティ・リポート』のあらすじから見ていきましょう!
『マイノリティ・リポート』のあらすじ
『マイノリティ・リポート』の舞台は、2054年です。
近未来の世界では、犯罪を予知する機関「犯罪予防局」がありました。
犯罪を不可能にしたのは、「プリコグ」と呼ばれる予知能力者が未来の殺人を当てられるからです。
ジョンは、犯罪予防局で犯罪を未然に防ぐ仕事をしていました。
しかし、次の犯人が予知された時、ジョンの人生が一変します。
なぜなら次の犯人は、ジョン自身であったからです。
作品名 | マイノリティ・リポート |
---|---|
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
公開日 | 2002/12/7 |
上映時間 | 145分 |
キャスト | トム・クルーズ |
72/100点
『マイノリティ・リポート』には原作小説があった
『マイノリティ・リポート』は『トータル・リコール』と同じくフィリップ・K・ディックの原作小説を映画化した作品です。
最初は『マイノリティ・リポート』の映画化権を持つ監督で企画を進めていました。
また、トム・クルーズとスピルバーグ監督は共に多忙でした。
そのため、両者のスケジュールが空いた時期を見計らった後に、映画『マイノリティ・リポート』の制作が始まっていったのです。
『マイノリティ・リポート』の意味は?

マイノリティ・リポートの意味は、少数報告です。
犯罪を不可能にしたのは、3人の「プリコグ」です。
しかし実は、プリコグ全員の予知が一致するとはかぎりません。
このプリコグの少数意見を『マイノリティ・リポート』と呼んだのですが、予知が一致しないということは、つまりシステムの信頼性に関わります。
そこで犯罪予防局は、その事実を隠したのです。
さて、このように複雑な事情が絡む『マイノリティ・リポート』は、どのような結末を迎えたのでしょうか?
それは、本作を観てのお楽しみです。
(※本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトでご確認ください。)
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