ハリウッド俳優のホアキン・フェニックスの顔をよく見ると、傷があります。
その傷が、「口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)」では? と話題になっています。
この記事を読めばこんなことが分かります。
- ホアキン・フェニックスに傷?
- ホアキン・フェニックスが結婚したルーニー・マーラとの共演作を知る
- 伝説の俳優・リヴァー・フェニックスとは
ネタバレは一切、ございません。
それでは、ホアキン・フェニックスの傷に関する情報から見ていきましょう!
ホアキン・フェニックスに傷?
ホアキン・フェニックスは「口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)」という病気に悩まされていました。
「口唇口蓋裂」は先天性の原因不明な病気です。1000人に1〜4人程度が発症します。
唇や鼻と口の間の皮膚が繋がっていない状態で生まれてくるため、口元に治療が必要となる病気です。
ホアキン・フェニックスさんも写真をズームして見てみると、鼻の下に手術の跡が見られます。
ホアキン・フェニックスのキャリア
ホアキン・フェニックスは1974年10月28日生まれ。出身は、プエルトリコです。
『スタンド・バイ・ミー』や『マイ・プライベート・アイダホ』などで有名になった俳優リバー・フェニックスの弟です。
▶こちらも読みたい:【ホアキン・フェニックスの兄】伝説の俳優リヴァー・フェニックスは、かつて「笑っていいとも」に出演していた?
ホアキンは8歳から演技を始めました。当時はリーフ・フェニックス名義で活動していました。『スペースキャンプ』(86)で映画デビューを果たすと、『ラスキーズ』(87)では主演を務めました。
兄リバー・フェニックスの死をきっかけに俳優業をしばらく休んでいましたが、映画『誘う女』(95)から本名で俳優活動を再開します。
- 『グラディエーター』(00)
- 『ザ・マスター』(12)
- 『ビューティフル・デイ』(17)
- 『ゴールデン・リバー』(18)
- 『ジョーカー』(19)
『グラディエーター』(00)でアカデミー助演男優賞を獲得し、以後、映画作品の出演が続きます。
有名作品に数多く出演している超売れっ子俳優です。
ただし、お茶目なドキュメンタリー映画を撮った過去もあります。
『容疑者、ホアキン・フェニックス』のあらすじ
『容疑者、ホアキン・フェニックス』はホアキン・フェニックスの俳優に関する苦悩を描いたドキュメンタリーです。
俳優を突然、引退したホアキンは歌手転向を発表します。
しかも次に選んだ仕事は、なんとラッパーでした。
パパラッチから逃げるように引きこもり生活を送るホアキンは、自身のキャリアに苦悩し始めます。その様子を包み隠さず流したドキュメンタリー映画が本作になります。
その真相は……?
本作は、ベン・アフレックの実弟であるケイシー・アフレックの初監督作品になりました。
作品名 | 容疑者、ホアキン・フェニックス |
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原題 | I’m Still Here |
公開日 | 2012/4/28 |
上映時間 | 108分 |
メインキャスト | ホアキン・フェニックス |
ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラが結婚する前
時は、2014年12月。
ホアキン・フェニックスは出演したテレビ番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』にて婚約を電撃発表します。
お相手は一般女性のヨガインストラクターだと、ホアキンは語ります。
女性との馴れ初めを、忠実に事細かに再現するホアキンですが、翌日「ウソだ」と報告します。
この一連の騒動に、「さすが演技派俳優!」といった絶賛する声が湧いたのがホアキン・フェニックスのキャリアの凄さを物語っています。
ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラの出逢い
女性をネットで検索したのはルーニーが初めてだ。最初はただの友人としてメールをする仲だった。撮影中、ルーニーに嫌われていると思ってたけど、実は彼女はシャイだっただけで、僕のことを想ってくれていたと後に知ったんだ。
<引用元>https://www.vanityfair.com/hollywood/2019/10/joaquin-phoenix-cover-story
2019年Vanity fairのインタビュー内でホアキンは、ルーニーの印象に関して赤裸々に語っています。
そんな2人の共演は『her/世界でひとつの彼女』(12)から始まります。
『her/世界でひとつの彼女』のあらすじ
作品名 | her/世界でひとつの彼女 |
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原題 | Her |
公開日 | 2014/6/28 |
上映時間 | 126分 |
メインキャスト | ホアキン・フェニックス/ルーニー・マーラ |
この作品への出演がきっかけでホアキンとルーニーは出会いました。
『her/世界でひとつの彼女』は人工知能OSシステムの女性の声に恋をする男性を描いたラブストーリーです。ホアキンは作品内で、人間の女性よりも人工知能の女性に惹かれる主人公を演じています。
ちなみに、ルーニーは主人公・ホアキンの前妻役でした。
『マグダラのマリア』のあらすじ
作品名 | マグダラのマリア |
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原題 | Mary Magdalene |
公開日 | 2018/3/16 |
上映時間 | 120分 |
メインキャスト | ホアキン・フェニックス/ルーニー・マーラ |
『マグダラのマリア』は、新聖書に登場するマリアがモチーフです。
ホアキンはなんとイエス・キリスト役で登場し、ルーニーはキリストに導かれる女性として出演しました。
噂では『マグダラのマリア』の撮影後に交際がスタートしたらしく、まさに神のお導きからの交際となりました。
その後、2019年5月に女優のルー二ー・マーラと婚約し、第一子が誕生しています。
名は「リヴァー」です。
伝説の俳優 リヴァー・フェニックス
2020年チューリッヒ映画祭の舞台に、ホアキン・フェニックスは欠席しました。
ただ、その場に居合わせた監督のヴィクトル・コサコフスキーが2人の間に第1子が誕生したと発表し、またその子に「リヴァー」と名付けられた、と語ったのです。
この「リヴァー」は、1993年に23歳という若さで亡くなったホアキンの兄・リヴァー・フェニックスの名が由来となっています。
『スタンドバイミー』の出演で知られるリヴァーは、子役からキャリアをスタートさせています。早くして亡くなった理由は薬物の過剰摂取。
交友の深かったジョニー・デップの経営するナイトクラブで、リヴァーは倒れたのです。
『ジョーカー』のあらすじ
脳障害から緊張すると、発作的に笑う動作が止まらない。
そんな病を持っているアーサーの夢は、スタンダップコメディアンでした。
道化師の仕事をしながら、病気の母親を支えて暮らしていたアーサーは同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。
そして、笑いのある人生は素晴らしいと心から信じ、底辺からの脱出を試みようとしたのだった。……しかし?
ホアキン・フェニックスの代表作となりました。
作品名 | JOKER |
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監督 | トッド・フィリップス |
公開日 | 2019/10/4 |
上映時間 | 122分 |
メインキャスト | ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ |
▶こちらも読みたい:『ジョーカー』を演じたのはホアキン・フェニックスだけではなかった?歴代俳優を順に確認!
2020年、映画『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した際に、ホアキン・フェニックスは兄のリヴァーが生前に書いた歌詞の言葉を引用し、スピーチを締めくくっています。
愛を持って救いに向かえば、その末に平和がやってくる
<引用元>【全文訳】アカデミー賞2020ホアキン・フェニックスの痛烈な主演男優賞受賞スピーチより抜粋
まとめ
ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラとの間に出来た子の名前は「リヴァー」であり、今は亡きお兄さんの名リヴァー・フェニックスからつけられています。
才能あふれる2人の子供だからこそどのように成長していくのか。
先は、両親と同じように俳優の道に進んでいくのか。
今後が、本当に楽しみです!
兄の死についてあまり多くを語ってこなかったホアキンでしたが、アカデミー賞授賞式でほんの少しだけ話題にしました。
その発言内容には、強い絆と兄弟愛が節々に溢れていたのでした。
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