伊坂幸太郎の人気小説シリーズ『マリアビートル』が、ハリウッド映画『ブレット・トレイン』として実写化されました。
その主役は、なんとブラッド・ピットです。
この記事を読めば、こんなことが分かります。
- 『ブレット・トレイン』の豪華キャスト陣
- 『ブレット・トレイン』の原作『アリアビートル』との違い
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それでは、『ブレット・トレイン』のあらすじから見ていきましょう。
『ブレット・トレイン』のあらすじ
久しぶりに任務に復帰した殺し屋(ブラッド・ピット)は「あるブリーフケースを盗むように」との指示を、電話で受けました。
彼はコインロッカーに用意されていた銃を、あえて受け取りません。
「この仕事には良い運気を感じる」と思ったからです。
しかし、この男はいつも不幸です。
こうして超高速鉄道に、飛び乗りますが……?
作品名 | ブレット・トレイン |
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監督 | デヴィッド・リーチ |
公開日 | 2022/9/1 |
上映時間 | 126分 |
キャスト | ブラッド・ピット |
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83/100点
『ブレット・トレイン』の舞台は日本

『ブレット・トレイン』の舞台は、日本です。
富士山や、ライトアップされた東京タワー・サムライ感全開の京都など、日本らしさが全面に押し出されています。
『ブレット・トレイン』は日本の新幹線を舞台に展開していく作品です。
そのため、劇中には日本を思わせるような小物や描写がたくさん登場します。
しかし、そのほとんどは「海外から見たデフォルメされた日本像」となっています。見たことない東京駅や京都駅などはツッコミどころ満載でした。
米原駅だけはリアル?
米原駅は、滋賀県にあります。
『ブレット・トレイン』では終盤のシーンに、米原駅が登場します。
本作の米原駅は、駅のホームに濃い霧が立ち込めているという神秘的な演出がされています。
ただ現実の米原駅の周辺にも、何もありません。
そのため、明らかにデフォルメ加工されている東京駅や京都駅に比べて、「米原駅はリアルだ」と評価しているコメントが目立ったのです。
『ブレット・トレイン』のキャスト

- ブラッド・ピット
- ジョーイ・キング
- アーロン・テイラー=ジョンソン
主演の殺し屋を、『ファイト・クラブ』・『セブン』など、代表作だらけのブラッド・ピットが務めます。
また他にも、「キスから始まるものがたり」シリーズのジョーイ・キングや『TENET テネット』のアーロン・テイラー=ジョンソンなど、豪華キャストが勢揃いです。
『ブレット・トレイン』には日本俳優陣も
- 福原かれん
- 真田広之
『スーサイド・スクワッド』(16)でのカタナ役から、ハリウッド映画デビューを果たした福原かれんが『ブレット・トレイン』に、登場します。
『ブレット・トレイン』の監督は『デッドプール2』で有名なデヴィッド・リーチ

『ブレット・トレイン』の監督は『デッドプール2』で有名なデヴィッド・リーチです。
邦題は、そのまま呼んだ『ブレット・トレイン』が採用されました。
ちなみに、日本語訳では『弾丸列車』となり、本編のタイトル映像にも採用されています。
『ブレット・トレイン』にはカメオ出演が多かった

映画『ブレット・トレイン』では、監督のデヴィッド・リーチに関係するキャストが多く登場しています。
- 『デッドプール2』のザジー・ビーツ
- 『デッドプール』のライアン・レイノルズ
『ブレット・トレイン』の原作は伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』

- 映画:『ブレット・トレイン』
- 原作:伊坂幸太郎『マリアビートル』(⾓川⽂庫刊)
原作者でもある伊坂幸太郎からのコメントも到着しています。
何この日本!? と驚きつつ、豪華な俳優さんたちが活き活きと暴れていることに興奮しました!
暗い気持ちを吹き飛ばす楽しい映画になるのでは! と期待しちゃいます。
『ブレット・トレイン』と原作『マリアビートル』との違い

原作小説『マリアビートル』は、伊坂幸太郎の手がける大人気殺し屋シリーズの第2段です。
- 『グラスホッパー』
- 『マリアビートル』
- 『AX アックス』
小説『マリアビートル』の登場人物は、主に五人です。
- 幼い息子の仇討ちを企てる元殺し屋の「木村」
- 優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」
- 闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」
- 運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」
『マリアビートル』の殺し屋は、東北新幹線の車内で、バトルを繰り広げていきます。
『ブレット・トレイン』と小説『マリアビートル』では、いくつかの設定の違いが見受けられました。
- 舞台が、近未来都市の日本に
- 王子が、少女に
更に、原作『マリアビートル』では、新幹線の行き先が東京から仙台方面でした。
対して、映画『ブレット・トレイン』では東京から京都に向かう東海道新幹線に変更されています。
まとめ

『ブレット・トレイン』は、日本好きの外国人が興奮するポイントがたくさん詰まっています。
- 刀
- 東京
- ヤクザ
- 京都
更に、車内でのバトルや主演のブラッド・ピットなど、本作は話題性が盛りだくさんです。
こうして日本のカルチャーが、スクリーン内で躍動します。
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(※本ページの情報は2023年4月時点のものです。最新の配信状況はAmazonプライムビデオ公式サイトにてご確認ください。)