実話映画『こんな夜更けにバナナかよ』のモデルは鹿野靖明だった

映画『こんな夜更けにバナナかよ』には、モデルがいました。

「進行性筋ジストロフィー」の難病と闘った鹿野靖明です。

そこで本記事では映画『こんな夜更けにバナナかよ』のモデルとなった鹿野靖明のキャリアを中心に紹介していきます。

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それでは『こんな夜更けにバナナかよ』のあらすじから見ていきましょう。

『こんな夜更けにバナナかよ』のあらすじ

『こんな夜更けにバナナかよ』の主人公・鹿野靖明は、実在した人物です。

鹿野は、幼少期から全身の筋肉が段々と衰えてゆく難病・筋ジストロフィーを患っていました。

ですが鹿野は私生活では元気いっぱいで、わがままし放題でした。

「人の助けがないと生きていけない」難病であるにも関わらず、それでも病院を飛び出し、鹿野は自ら募集したボランティアの力を借りて自立した生活を送っていきます。

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映画『こんな夜更けにバナナかよ』のモデルは鹿野靖明

映画『こんな夜更けにバナナかよ』のモデルは鹿野靖明です。

筋ジストロフィーの病気は、介護なしでは生きていくことができません。

しかし鹿野靖明は実家で生活することはなく、自立する手段を選びました。

実際に鹿野靖明は結婚と離婚を経験しており、一般人と変わらない生活を送っています。

鹿野靖明の病気「筋ジストロフィー」とは？

進行性筋ジストロフィーとは、手や足を動かすための筋肉の組織が破壊と再生を繰り返してしまう遺伝性の病気です。

進行性の難病であるため、段々と筋力の低下や筋の萎縮がひどくなっていきます。

人口10万人あたり約20人の患者がいると言われている難病です。

『こんな夜更けにバナナかよ』の実話

大泉洋が映画『こんな夜更けにバナナかよ』出演理由は、鹿野靖明の実話にまつわるエピソードからでした。

鹿野靖明は難病により徐々に身体的な能力が落ちていくという難しい役柄でした。

大泉洋はそれに合わせて、過酷な減量に挑んでいます。

また『こんな夜更けにバナナかよ』の舞台は、北海道札幌市で撮影が行われました。

『こんな夜更けにバナナかよ』のロケ地

1. 山の手団地１号棟
2. 北海市場 西町店
3. フーズバラエティすぎはら
4. 宮田屋珈琲豊平店
5. 北海道大学
6. 八剣山果樹園
7. 勤医協札幌西区病院
8. 旭山記念公園
9. 琴似神社
10. 札幌ホテルヤマチ
11. ポテトヴィレッジ美瑛ポテトの丘
12. 清田区民センター
13. 田中記念病院

順に、ロケ地や住所を紹介していきます。

山の手団地１号棟

『こんな夜更けにバナナかよ』では大泉洋演じる鹿野が、ボランティアに囲まれながら生活するシーンがあります。

映画の中で登場する鹿野の自宅は、実際に本人が暮らしていた部屋札幌市西区山の手前にある「山の手団地１号棟」の一室でした。

ここに、ラッキーがあります。

『こんな夜更けにバナナかよ』の幸運

実はクランクイン直前に偶然、「空室」になった鹿野が住んでいた部屋を抑えることに成功し、当時の様子を忠実に再現することに成功したのでした。

鹿野泰明さんの思い出が詰まった部屋で、ストーリーは進んでいくのです。

ちなみに主人公が実際に通っていたかかりつけの病院や旅行で訪れた美瑛のペンションも快く、撮影時期を調整してくれたのでした。

北海市場 西町店

深夜に美咲ちゃんがバナナを求めて向かったお店の一つである「北海市場西町店」です。

バナナは店内にありました。

しかしお店が閉まっており、バナナの入手は困難に。

実際の「北海市場西町店」は大体9時から20時まで営業をしています。

フーズバラエティすぎはら

鹿野と出会った美咲ちゃんは、恋人でもあり医大生でもある田中君と一緒に、一晩だけ鹿野宅に泊まることになりました。

鹿野は深夜に、突然「バナナが食べたい」と言い出します。

『こんな夜更けにバナナかよ』

美咲ちゃんはバナナを買いに走り、ようやく見つけたお店が「フーズバラエティーすぎはら」でした。

宮田屋珈琲豊平店

美咲ちゃんがバイトしていた喫茶店のロケ地が「宮田屋珈琲豊平店」です。

天井が吹き抜けであり、控えめの照明が落ち着いた雰囲気を与えます。

とてもオシャレな店内です。

北海道大学

医大生である田中君の大学は「北海道大学」がロケ地でした。

『こんな夜更けにバナナかよ』内では、鹿野さんがボラティア募集のためにビラ配りをしたり、美咲ちゃんが田中君を追って大学キャンパス内まで訪れていたり、とたくさんのシーンで「北海道大学」で撮影されました。

北海道大学のキャンパスは自然に囲まれています。

八剣山果樹園

美咲ちゃんのことが気に入った鹿野は、デートに誘います。

こうして4人で訪れた場所が「八剣山果樹園」です。

ジンギスカンやビールに味わいながら、美咲ちゃんはロックバンドのライブにも参加していました。

このデートをきっかけに鹿野と美咲ちゃんの関係がよくなっていきます。

勤医協札幌西区病院

鹿野が長年通っていた病院は「勤医協札幌西区病院」がロケ地でした。

入院を勧める先生に対して、「命の責任は自分で持つ」と鹿野は宣言します。

ちなみに病室内のシーンは「勤医協札幌西区病院」がロケ地ではなく、東区にある天使病院で撮影されています。

旭山記念公園

札幌市内を一望できる「旭山記念公園」は、田中くんと美咲ちゃんがデート場所として登場した公園です。

旭山記念公園はデートスポットとして、有名な場所です。

琴似神社

「琴似神社」はパワースポットとして有名な場所です。

「琴似神社」には鹿野とボランティアの人たちで初詣に訪れています。

ここで鹿野さんは「美咲ちゃんのことを祈っていました。

その真実は、映画『こんな夜更けにバナナかよ』の後半で明らかになります。

札幌ホテルヤマチ

鹿野さんの退院パーティーの会場は「札幌ホテルヤマチ」です。

ポテトヴィレッジ美瑛ポテトの丘

映画の終盤に、鹿野とボランティアのみんなで旅行に出かけた先が美瑛町にあります。

「 ポテトヴィレッジ美瑛ポテトの丘」です。

ペンションの大きな窓から見える花畑や草原は、壮観です。

実際に『こんな夜更けにバナナかよ』のキャストが宿泊した場所であもあります。

清田区民センター

鹿野が登壇する障害者シンポジウムが開催されたのは、「清田区民センター」です。

ここで鹿野は自らの夢を力強く語っています。

【こんな夜更けにバナナかよ】田中記念病院はどこ？

田中くんの実家である「田中記念病院」は、詳細な場所が判明していません。

あくまでも憶測ですが、ロケ地の「勤医協札幌西区病院」や「天使病院」で「田中記念病院」のシーンも撮影された可能性が高いです。

ロケ地が非公開であるため、個人病院で撮影されたケースも否定できません。

映画『こんな夜更けにバナナかよ』を観た感想

映画『こんな夜更けにバナナかよ』には「気持ち悪い」との評判もいくつかあります。

とけい

鹿野の態度が、時にセクハラに捉えられかねないからでしょう。

自由奔放に生きた方がモデルですので、映画『こんな夜更けにバナナかよ』は実話に忠実なのだと思います。

それが悪くもあり、よくもあります。

本作では「鹿野の存在こそが、同じ病気で悩む本人や家族などの希望になっているんだなあ」と感じられるシーンが多くありました。

まとめ

映画『こんな夜更けにバナナかよ』にはモデルがいました。

本作は今一度、人生の意味を考えさせてくれるいい映画です。

この機会に、ぜひ一度鑑賞してみてはいかがでしょうか？

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